大人の教科書 >> STD基礎知識
 
STD性行為感染症
STD( Sexually Transmitted Disease )性行為感染症。
性行為により感染する病気の総称。病原体である細菌、ウイルス、原虫などが体内に入り込み
感染したり、免疫機能が低下する事により発症する。

性行為の多様化、無防備な性行為によりSTD患者は10代、20代の若者を中心に増加傾向にある。母子感染を引き起こし胎児にまで影響を与えるものもあり、深刻な状況となっている。
STDには、クラミジア、カンジダ、トリコモナス、
淋菌、梅毒など様々な感染症あり、HIV感染症もSTDに含まれる。
STDにかからないようにするには自己防衛が肝要。感染予防の意識と正しい知識、対処が必要になる。

1. クラミジア感染症

クラミジア感染症は若い世代に多く、10代女性感染率は高く将来不妊に繋がる可能性も含んでいる。自覚症状のないままパートナーや新生児へ感染させる可能性もあります。
クラミジアトラコマティスという病原体が、人から人へピンポン感染する事(1週間から3週間潜伏期間有)によってその大半は感染します。また、フェラチオなどのオーラルセックスによる咽頭(いんとう)への感染もあり、注意が必要です。
 
男性の場合の症状

男性の場合、尿道炎の症状が最も多く、排尿痛、 尿道から液体(ウミのようなもの)の分泌があり、尿道不快感などの自覚症状がある。
また、副睾丸が腫れるてくる事もあります。症状が出るまでの潜伏期間は1〜4週間です。感染しても半数の方は症状がでない事もあります。

女性の場合の症状

女性の場合、ほとんどの人は感染しても自覚症状ない。
子宮頸管炎(炎症が腹腔内に及び、卵管や卵巣に子宮付属器炎を発症。将来的に卵管性不妊症の原因となる事もある)、骨盤内付属器炎(発熱、下腹部痛)、肝周囲炎(急性の極めて激しい痛み)。おりものの増加など。

新生児の感染について

母体が感染したままだと、産道を介して新生児が産道感染し、新生児がクラミジア感染してしまう可能性があります。早期に治療を受ける事が必要になります。
新生児結膜炎は、症状の悪化により失明する事もあり要注意。生後5日ぐらいから発症。粘性膿性眼脂、眼瞼腫脹、結膜充血、偽膜発生など。
新生児肺炎は、症状の悪化により死亡に至る事もあり、早めの治療が必要。生後30日ぐらいから発症。鼻水、せき、多呼吸など。


 

診断と治療

病院での診断は、分泌物の採取や、尿から病原体を検出します。抗生物質を2週間ほど服用する事で直ります。(症状が消えても服用中止などの自己判断は危険です、必ず医師の指示に従うこと)お互いに感染させるピンポン感染があるため、治療を同時に行うことも必要になります。

もし、自然に治癒しても放置せず必ず医療機関にて検査するようにしましょう。


   

   
※ このSTDはコンドームによる予防が有効です。
 
     
     
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