4. トリコモナス症
トリコモナス症は、トリコモナスという原虫によって腟、尿道に感染し、膣炎、尿道炎を起こす。 性行為以外で感染する場合もあり、風呂、公衆浴場、温泉などで感染する場合や、タオル、便座等などから感染する事もある。
トリコモナスに感染している人は他の感染症にも感染しやすくなる。そのため、他の感染症の検査も同時に受ける必要がある。
男性の場合、ほとんどの人は自覚症状はない場合が多い。そのため、感染している事に気づかぬまま女性に感染させる事もあるので注意が必要。 尿道分泌物、排尿痛、頻尿などの症状の場合、非淋菌性尿道炎である可能性もある。
女性の場合、黄色のおりもの(悪臭有り)、排尿痛、灼熱感、かゆみなどを感じ、性交時には痛みを自覚する。症状が進行すると外陰部や周辺皮膚が炎症し、陰唇がはれる事もある。
薬剤の服用は妊娠初期は特に注意が必要。(母体への薬の投与によって胎児が奇形を起こす可能性があるため、膣錠での治療法のみとなる。) 妊娠中期からは、早期に破水をおこし早産になる場合がある。
診断と治療 分泌物を顕微鏡で調べ病原体を検出する。治療は膣錠と内服薬の併用により2週間ぐらいで治る。(男性は内服のみ) お互いに感染させるピンポン感染があるため、治療を同時に行うことも必要になります。
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