マイナポータルを利用したり、eTaxを使うには、マイナンバーカードをPCとつなぐカードリーダが必要です。
今回「NTTコミュニケーションズ 接触型 USBタイプ ICカード リーダーライター ACR39-NTTCom」を利用してみたので以下レビューです。
マイナンバー用カードリーダとは?
マイナンバーは日本国民一人一人に個別の数字を付け、それによって行政サービスの利便化を図るものです。
マイナンバーではマイナンバーカードを交付してもらうことができます。 交付は無料で、発行後は個人のIDカードとして利用することが可能です。
またカードをカードリーダという装置でPCでつなぐことで、マイナンバーを使ったサービスへのログインができるようになります。
価格も安いものは安く、今回うちが購入した「NTTコミュニケーションズ ICカード リーダーライター ACR39-NTTCom」は2000円台でした。
マイナンバー用カードリーダのレビュー
箱はこんな感じ。
モノは非常にシンプルでチープです。
サイズは「72.2mm(奥行)×69.0mm(横)×14.0mm(高さ)」。
重さは約57g。
軽量でスカスカです(いい意味で)。
インターフェースはUSB2.0ですが、USB1.1 USB3.0でも動作するとのこと。 USB端子があれば、そこへさすだけ。
本体にはボタン等はありません。 中央に緑色のランプがあります。
カードリーダの不具合
認識がうまくいかない
USBにカードリーダをさし、マイナンバーカードをさしても認識されない場合は以下お試しください。
ランプを確認
緑色のランプがあり点灯しない場合は、故障もしくはUSBポートから十分に電力が供給されていない可能性があります。 USBポートを違うところにさしてみるなどしてみましょう。
認識されない
たぶんドライバなしでも行けるような気はしますが、念のためドライバをインストール、または再インストールしましょう。
以下ページ下のほうにドライバがあります。 https://www.ntt.com/business/services/application/authentication/jpki/download6.html
カードの向きが逆
ランプが点滅していると、カード待機中をあらわします。 カードを入れても点滅のままだと、カードが認識されていない可能性があります。
うちでは最初、ICチップのあるほうを本体へいれたものの下向きに入れました。 そしたら認識されませんでした。
チップのあるところを上向きにして本体へさしたら無事認識されました。
Missing the package file for installation.?
うちではドライバをダウンロードしたらこのようなエラーになりました。
対策ですが「x64」フォルダに入っているsetupのほうを起動したらインストールできました。
これはウィンドウズ64ビット用OSの場合だと思いますので、32ビットOSの場合は「x86」にあるセットアップを利用しましょう。
感想は?
今後eTax等で使うために導入しました。
本体はUSBとチップを読み取る部品だけなので、機器としてはシンプルです。 それだけのために2000円台は高い気もしますが仕方ありません。