今後はゲーム業界にもAIの利用が進みそうです。どんなゲームがあるのか、などを紹介していきます。
ゲームのAI利用
AIのゲーム利用が始まっています。以下のような観点で使われ、今後とも利用は増えていきそうです。
ゲーム制作の効率化
ゲームでは膨大なグラフィック、サウンドが必要。近年はオープンワールドゲームが人気ということもあって、ゲームだけで数十GBというのも珍しくありません。
手作業ではそれだけ製作時間や費用がかさむので、AIで効率よく製作する比率はどんどん増えていきそうです。
今後は「AIで膨大なデータを少人数で生成する」というものや、「世界・建物などをリアルタイムに生成する」ゲームなどが増えると思われます。
シナリオの生成
AIを使えばゲームのシナリオをどんどん生成することも可能。同じゲームなのに楽しみ方が無限にある、といったこともできるようになるのでしょう。
RedRamでは、凶器や動機を指定するとミステリシナリオを生成。犯人あてゲームをいろんなシナリオで遊べるようになります。
NPCのAI化
NPC=Non Player Characterとの会話も、AIなら本当に話しているかのように対話させることができます。
Inworld Originsでは、ヘッドセットを使ってゲーム内のキャラクターたちと会話することができます。ただし現在は英語のみ。
また「ドキドキAI尋問ゲーム」は、AIが容疑者となって回答します。
ユーザは尋問して自白に追い込むというものです。
(この作品はAPI利用制限との兼ね合いで現在は公開停止となっています)
ChatGPTが演じる容疑者を尋問する。ブラウザで遊べる「ドキドキAI尋問ゲーム」無料公開中 (4gamer.net)