CHUWIは中国のメーカーです。HI10というタブレットは、ウィンドウズ10とアンドロイドのデュアルOSでありながら非常にコスパのいい製品です。今回はそのタブレットを購入してみましたので、レビューを中心にCHUWIも紹介していきます。
CHUWIとは?
中国のPCメーカーです。
2004年に設立され、2013年にはマイクロソフトの戦略パートナーとなり、グローバルな製品のリリースを拡大しています。
公式サイトはこちら。
製品としてはSurBook、LabBook Airなどのブランドがあります。
CHUWI HI10 タブレットのレビュー
今回は2万円で購入できるアンドロイドとウィンドウズ10の両方対応したタブレットを購入してみました。
低価格のタブレットの場合、メモリも2GBがほとんどだと思います。
ただしウィンドウズ版もあって2GBでは相当使うのは厳しいと思います。
その点、このタブレットは4GBとなっています。価格とスペックを判断して、ネットや動画閲覧用にこの機種を購入することにしました。
タブレットのレビュー
購入品
本体と電源ケーブル(マイクロUSB)及び電源ソケットが入っています。
CPUはIntel Atom X5 Cherry Trail Z8350 64 bit,Quad Core,1.44GHz,Max Up to 1.92GHz。
グラフィックカードはインテルとなります。
起動するとCHUWIのロゴが。。。。
ウィンドウズとアンドロイドのロゴが出て起動時に選択できます。
ウィンドウズ
ウィンドウズの場合は、最初に言語指定を日本語にすればOKです。
ただしヴァージョンが古いためか、更新は多いです。
アンドロイド
アンドロイドの場合、最初は英語しかありません。
ホーム画面も英語。
設定で「Language & inpu > Language」を選びます。
すると下に日本語があります。
ウィンドウズと違って、アンドロイドではOSは最新版でアップデートする必要はありませんでした。
サイズは10GB弱で、空きは8GB強といったところ。
終了する場合は、電源ボタンを押すと以下のようなメニューが出てきます。
次はウィンドウズで使うという場合には「Boot to Windows」を選びましょう。
よかった点
液晶
液晶は10.1インチディスプレイ、1920*1200 FHDの解像度できれいです。
今回は動画などの視聴が主目的ですので、見やすくてきれいなのはよかったと思います。
出力
こちらがポート類。イヤフォンジャック、USB3.0が2つ、マイクロHDMIがあります。
リアとフロントにカメラがあります。
ブルートゥース、WiFIにも対応。
低価格機種ながら、ポート類は結構そろっていると思います。
デュアルOS
やはりウィンドウズとアンドロイド両方使えるのは便利です。
アンドロイドにするとアプリがかなりたくさんあります。
動画は主目的ですが、最近ではフジ、NTV、テレ東、テレ朝と放送系のアプリが充実していて見逃し配信にも重宝しています。
一方ウィンドウズでは、オフィスをいじったり、拡張機能でカスタマイズされたブラウザでのネットサーフィンが便利です。
動画やゲームはアンドロイドで、書類作成やネットサーフィンはウィンドウズでといった感じで使っています。
メモリ
メモリ4GBで、ウィンドウズのほうでまずまず快適かなと思います。
価格
このスペックで2万円ちょいぐらいはかなりお得だと思います。
アマゾンの価格推移グラフをみるとタイムセールへの出品で2万円を切る場合もあります。
気にはなるが今すぐ買うほどではない...という人手も普段からチェックしておくといいかと思います。
本体デザイン
非常にシンプルです。かえってこのほうが個人的にはいいです。
プリインストール
ウィンやアンドロイド、いずれも無駄なプリインストールは少ないです。
アンドロイドはほとんどそのままです。
ウィンの場合、キャンディクラッシュなどのゲームアプリ宣伝アイコンがいくつか入っています。余計なユーティリティは入っていません。
微妙な点
ウィンドウズの更新
ウィンドウズですが、OSの更新がかなり時間がかかります。
ウィンドウズ更新が終わるまで4時間30分程度かかりました。
購入してからアップグレードだけで相当時間待たないといけません。1度してしまえばあとはとりあえず大丈夫ですが...。
重さ
重さは1KGとちょっと重いです。
キンドルペーパーホワイトで200gぐらいですから、5個分?ぐらい。
寝そべってあおむけで使いたい.....なんてときに手で持つと大変だと思います。
内蔵ディスク容量
価格が安い反面、内臓ハードディスク容量はかなり少ないです。
デュアルOSで64GBです。
そのため、ウィンドウズでクリーンインストールしてデュアルOSでなく利用する人もいます。
ちなみにウィンドウズでOSの更新を一通り終え、クロームやキャプチャソフトを入れた段階で空きが10GBもありませんでした。
ユニバーサルアプリ?では、ゲームがいくつか入っています。
大きいものでマインクラフト150MBぐらい。いくつか不要なゲームなどをアンインストールしてみましたが、これ自体は大きく容量をあけるものではありませんでした。
うちは動画や写真をそんなに多用しないうえ、データはクラウド保存が中心ですのでそんなに気にならないです。
しかし動画ダウンロード等の多い方からするとかなり不満かもしれません。
(更新)
その後、ディスククリーンアップでシステム書類を削除したら空きが20GB程度まで確保できました。ただし元のバージョンへは戻せなくなるので注意して行ってください。
SDカード
SDカードに対応しているため、そちらへ保存させることもできます。
しかしアマゾンのレビューをみると、SDカードの初期化やマウントにトラブルが出る事例が報告されています。
「内蔵ハードディスクは少なくてもSDカードで対応すればいいや....」という判断で購入すると、後で苦労することはあるかもしれません。
充電速度
充電速度は結構遅い印象です。
WiFi
レビューではWiFiが切れやすいという書き込みがありました。
うちで使っていると、たま~に切れている場合があります。
WiFiにつないでいるスマホのほうを慌てて確認すると大丈夫だったり....ということがあります。
しょっちゅうというほどではありません。
ひょっとするとWiFiのほうの設定でもうちょっと直るのかもしれません。
プリインストールは?
こちらはアンインストール画面です。
「FastStone」,「Chrome」,「OneDrive」などは後でインストールしたものです。
最初からあったのは、「更新アシスタント」だけでした。
余計なソフトが入っていないのは容量的にもいいです。
タブレットが電源すら入らない?
購入してから約半年ですがいよいよ動かなくなりました。
そもそも電源ボタンを押しても起動しません。
また充電ケーブルをさしても電源ランプがつかなくなりました。
格安(なので内臓ディスクも小さい)タブレットは、こういうことがあることも予想して購入すべきかもしれません。
今のところは対処法も含めて情報収集中。また何かわかりましたら更新したいと思います。
(更新 2018/7/8)
やっと復旧できました。
方法としては、電源ボタン+音量下げボタン’の長押しです。
ただし起動時に「FASTBOOT MODE」なる見たこともないモードでの起動でした。
ひょっとすると「バッテリーが完全に放電したためにやっと起動した.」..ということなのかもしれません。