Anthropicがチャットボットのプラットフォーム、Claudeを発表しました。Anthropicは、OpenAIの対抗馬として注目されている企業の1つです。
Claudeとは?
AI企業のAnthropicがチャットボットサービスClaudeを発表しました。
一部記事では、
ClaudeはGoogle Cloud上で動作しており、GoogleはAnthropicに対して出資も行なっているとの報道もある
ChatGPTよりも“会話的”なAIチャットボット「Claude」 - PC Watch (impress.co.jp)
としています。
もともとAnthropicは、OpenAIの元研究担当副社長Dario AmodeiがOpenAIの他のスタッフを引き連れて独立・設立した企業です。
そういう面もあって、OpenAIとはもろ対立するスタンス。さらにOpenAIのほうはマイクロソフトが出資し、さらにAzureを提供するなど密接に関係しています。
またMLのプラットフォームであり、AI版ギットハブを運営するハギングフェイスにはアマゾンが距離が近くなっています。
Anthropicにはグーグルが接近となると、AIの先端的企業がそろってGAFAMの代理戦争のように色分けされていくのかもしれませんね。
(更新 2023/5/16)
Claudeが10万トークンを入力可能となることを発表しました。
トークンは文字数ではなく、単語セッションを表すものです。
ぱっと見ではわかりませんがGPT-4の約3倍の性能であり、チャットモデル開発競争がどんどん白熱している様子はうかがえます。
Claudeを利用するには?
リクエストする
以下よりリクエストページへ移動します。
https://www.anthropic.com/product
連絡先、所属団体、利用目的を書いてウェイティングリストに登録します。
Poeを使う
公開サービスでAnthropicのチャットを利用する方法が別にあります。
QuoraのPoeというサービスでは、複数のチャットエンジンを搭載しています。
メニューを見るとAnthropicのClaude、さらには有料版のClaude+というチャットボットが追加されていました。
こちらからClaudeのチャットを利用することができます。
Claude+は有料のためあまり使えませんが、Claudeのほうでチャットの実力を確認してみるとよいでしょう。
Forefront.aiを使う
Forefront.aiでは多数のペルソナが用意されていて、セレブやエンジニアなどに質問することができます。
チャットエンジンとしてGPT4やClaudeが用意されています。
claudeに切りかえてからチャットを開始すると、Claudeを使った会話エンジンを試すことができます。
使い方はこちら。
AI自動生成サービス一覧はこちら。