DSPAnimeは、ゲーム内で使うSEを作成ツール。プリセット(あらかじめ用意された音)で長さや音調を変更するだけなので初心者でも簡単に使えます。
作成音は商用・非商用を問わず自由に使えます。
ゲーム音作成ツール DSPAnimeとは?
ゲームや動画を作っていて苦労するのがSE(サウンドエフェクト)類です。
ゲーム音を作れるソフトがあると楽なのにな~と思っていたらありました。
http://tsugi-studio.com/web/jp/dspseries/index.html
あらかじめ用意されたパターンをアレンジするタイプで、プリセットは7カテゴリーx5個の計35種類(アップデートして追加分も利用可能にした場合)です。
作ったサウンドは商用・二次改変OKで、AudacityなどでさらにアレンジしてもOK。
作れる種類は、WAV、AIFF、MP3、FLAC、OGG形式です。
ただデモ版はないようです。
価格は4900円。
またシリーズとしてレトロ編、SF音編、サイファイ編などがあります。
ゲーム音作成ツール DSPAnimeのレビュー
購入すると、ライセンスキーとダウンロード先が送られてきます。
起動後にキーを入れればオッケー。
サウンド作成
左側がカテゴリーで、それぞれに右上のプリセット、つまりあらかじめ作成されたデータが選べます。
それぞれ固有のパラメータを持っており、変更できます。
パラメータはエフェクトオンごとに異なっています。
下にサウンドファイルとしての書き出しボタンがあるので、押してWAVファイルなどにできます。
設定
右下に設定用歯車アイコンがあります。連携するアプリを指定したりできます。
種類
他には戦闘シーン用SEや、
イベント用効果音、
キャラの表現用SE、
動きの表現に便利なSEなど。
またアップデートを実行することでいくつか追加できます。
http://tsugi-studio.com/web/jp/products-dspanime.html
場所のエフェクト音や、
ペットなどにぴったりなSEが追加されます。
感想は?
一から音データを作るのではなく、あらかじめそれっぽく作られたデータを変更して作るゲーム音作成ツールです。
初心者の方には便利ですが、あまり高機能を要求するとちょっと肩透かしかなという気もしないでもないです。ただ、波形編集なども含めた高度なものが欲しいという場合には、同社の「GameSynth(ゲームシンセ)」などのツールを使うほうがよいでしょう。
作ったデータはかなり自由に使えますので、あればあったで重宝しそうな感じです。