ここでは海外WiFiルータとして人気のGlocalMeの使い方を中心にまとめていきます。
GlocalMeは初期費用がちょっと高いです。しかし、一度買えばいちいちWiFiレンタルをしたり設定しなくても済みます。
4G接続へ対応しているため、通信速度は快適です。
ものぐさなな人にはぴったりのWiFiルータといえるかもしれません。
GlocalMeとは?
海外へ行った時こそ、現地情報や地図をいち早く調べたい場面が多くなります。ネットへ接続できるかどうかは、非常に重要な問題といえるでしょう。
旅行の場合、「レンタルWiFiを借りる」「SIMカードをレンタル」などの方法があります。もちろんキャリアのローミングをそのまま使うという手もありますが、これはかなり高くなるのであまりやらないほうがよいでしょう。
何度も海外へ行くならいっそWiFiルータを購入してしまうのも手です。
その一つが「GlocalMe(グローカルミー)」です。
GlocalMeなら、アプリで行く国のデータ通信量を買うことで利用可能になります。
メリットは?
まずレンタルの用にいちいち借りる・返すといった手間が不要になります。
GlocalMeは一度購入してしまえばOKです。
データ転送量を購入する必要はありますが、アプリ上で買えばOK。追加購入もすぐできます。
GlocalMeのセールスポイントの一つが「クラウドSIM」技術です。
これは、行先で4Gへ自動的に接続してくれるというもの。
さすがに多くの国でいろんなネット接続を試したわけではありませんが、使った感じではネットの速度などで苦労したことはありませんでした。
グローカルミーはモバイルバッテリーを内蔵しています。
重量はちょっと重いですが、レンタルWiFiであってもモバイルバッテリーを別途用意する必要があります。
結局複数機器を持ち運ぶのであれば、一体型のほうがかえって楽かもしれません。
実際グローカルミーを1日フルに使ってもバッテリーでは問題ありませんでした。
「スマホのバッテリーがピンチ!」という場合、「スマホをつないで充電」することも可能でした。
デメリットは?
最初に格安スマホを一台買うような価格です。年に1,2回程度であればちょっと割り高になります。
サイズや重量は決してスリムではありません。
ただしディスプレイなしの薄型機種「u2」というのもリリースされています。かさばるのがイヤ!という人はそちらを検討してみてください。
スペックは?
うちが購入したのは「GlocalMe G3」です。
GlocalMe G3のスペック
- サイズ:6x11.5x2cm
- 重量:381 g
- 内蔵モバイルバッテリ:5350mAH
GlocalMe U2のスペック
U2はスリムですがディスプレイは付属しません。
- サイズ:6.6x12.7 x1.4 cm
- 重量:150 g
- 内蔵モバイルバッテリ:3500mAH
評判は?
「国ごとにWiFiのてつづきをしなくてよい」などで便利さを評価する声は多いです。
一方、モバイルバッテリーの機能を兼用しているせいか、重さを指摘する声もあります。
GlocalMeの使い方
購入する
まずは購入します。アマゾンで買えました。
2万円ぐらいです。
本体とケーブルが付属(電池は大きさ比較用です)しています。本体はやや厚めなので、ワイシャツの胸ポケットに入れて持ち運ぶというのは厳しいと思います。バッグやポーチのほうへ入れておく感じでしょうか。
重さはちょい重めです。これはモバイルバッテリー機能も内蔵しているためです。
ただしレンタルのWiFiルータとモバイルバッテリーと両方持ち運ぶのを考えれば、一緒になっていてくれたほうがかえってよかったりするかもしれません。
付属の説明書は残念ながら英語のみでした。
モバイルバッテリーの機能もあるため、フル充電までは7時間30分程度。以降は動作にもよりますが15時間程度使えるようです。
接続可能なデバイスは5台までとなっています。
アプリのインストール
スマホのほうへアプリを入れます。
説明書にあるURLへ移動します。
https://www.glocalme.com/downloadapp
ところがアンドロイドの場合APKファイルをダウンロードします。
起動後インストール作業を行うのですが....なんとうちの機種ではインストールボタンが押せませんでした。
どうやらMoto 4G Plusではインストールできないようです
うちのもう一つのスマホ「アクオスSH04G」では無事インストールできました。
(更新)
別のリンク先よりダウンロードしたAPKファイルを使って「Moto G4 Plus」へも無事アプリをインストールできました。
ホームページのトップページ下にあるDownloadを利用しました。
GlocalMe本体の起動
電源ボタンを長押しで起動します。
本体自体は日本語化されているので大体の操作はわかりやすいと思います。
こちらでQRコードを表示させ、スマホアプリからスキャンしてデバイス認識をさせます。手順は以下参照ください。
アプリの使い方
基本的な操作はスマホのアプリから行います。
My Device
デバイスをアクティベートします。「Activate Device」をタップすると、QRコードのスキャン画面となります。
GlocalMe本体気を起動してQRコードを表示させ、それをスキャンさせることでデバイス認証作業を行います。
Settings
設定です。Languagesで言語を切り替えられますが、日本語はなしです。
Traffic Shop
通信プランを購入できます。
My Account
購入履歴などを確認できます。
ToopUpをタップすることで、利用料に応じた課金のためのデポジットができるようです。
デバイス認証がすんでしまえば、あとはGlobalMeの画面に表示されるWiFi名とパスワードを使って、スマホからWiFiへ接続すればOKです。
追加購入するには?
利用都度課金もありますが、基本的にはデータパックのような感じで追加購入したほうが安くなると思います。
アプリから「Traffic Shop」を選び、買いたい国のパックを選びます。
韓国だと300MBが4ユーロです。450円ぐらいです。
「BUY」を押すと説明書きが出て、アリペイかペイパルで支払うことになります。
ペイパルを選ぶといきなりハングル語でした。右上のプルダウンから英語メニューに切り替えできますので安心してください。
購入後はアプリのMyVolumeで確認できます。
購入後にすぐに反映されないので、結局2回買ってしまいました。
購入後7日間程度無利用の場合は自動的にキャンセルになるようです。なので大丈夫だとは思いますが....。
GlocalMeを使った感じは?
セットアップはちょっと苦労
使った感じ、まずセットアップでいきなり苦労しました。
アプリがインストールできなかったためです。
結局別リンクからのアプリで対応できました。
アプリインストール後は、わりあいサクっと接続まで行けました。
利用した国は?
現在のところ、「韓国」「香港」「台湾」で利用しました。
大きな問題は特にありません。ネット速度も遅いといった感じではありません。
接続でのトラブルは皆無です。
また、グローカルミー購入時に1GBはプレゼントされています。1GB過ぎるまでは、特にオプションを追加購入しなくとも利用できます。
個別の国では「1GB for HongKong」などのように国別でギガ数を購入することになります。該当国のデータを購入している場合、そちらから先に使われることになります。
重いことは重めですので、もうちょい軽いといいかなとは思います。
しかしモバイルバッテリーとしても使えて、スマホのバッテリーが厳しい時にはつないで充電できるのは便利。旅先なのでこれは非常に心強いです。
結論
もちろん初期費用(本体代金)が2万弱かかってますから、何回か海外旅行をする人向けの商品ではあるでしょう。
「海外へよく行く」「モバイルバッテリーと一体型がいい」といった条件が、自分の利用用途に合致していたら、購入を検討されてよいかと思います。
購入したのが「g3」でしたが、「u2」になるとスリムですし、価格も1万3,4千円といったところです。
こちらも検討されるとよいでしょう。