メール流出をチェックするアプリ「Hacked」のレビュー記事です。
大手サイトであっても、あるいは大手サイトであるからこそ、メールやアカウント流出はいまだに後を絶ちません。
対策としては、流出がされたアカウントのパスワードや登録メールを速やかに変更することです。そのためにもこのようなアプリは便利といえるでしょう。
Hackedとは?
メール流出を調べてくれるアプリです。
ユニバーサルウィンドウズプラットフォーム(UWP)対応アプリです。
起動するとこんな感じ。
まず左上のメニューアイコンをクリック。
下にある「add an account」でメールアドレスを追加します。
この際、パスワードを入れる必要はありません。
すると流出したと思われるサイトが一覧されます。
確かにアドビやフォーブズは利用していたので、アカウント登録もしていたと思います。
各サイトで以下の情報が流出した可能性を教えてくれます。
- メールアドレス(Email addresses)
- パスワードのヒント(password hints)
- パスワード(passowrds)
- 名前(usernames)
- 自分のサイトのURL(User werbsite URL)
ちなみに人身御供となって別アカウントを登録。
すると今度はリンクトインから漏れているっぽいとの指摘がされました。マチコ先生もまいっちんぐです。
Hackedの評判は?
レビューの評価は?
海外では1つ星と寂しいレビューですが、まだ利用者が少ないようで、これだけで判断するのも難しいでしょう。
使った感想は?
試しに2つメールアドレスを入れてみましたが、どちらも登録していたっぽいサイトが表示されており、情報的には正しいのかなという印象はしました。
こういうアプリで定期的にチェックし、パスワードも定期的に変更しておくなどの対策を普段からしておくことが重要だと改めて思いました。
機能:★★
使いやすさ:★★★★
お勧め度:★★★
Hackedは安全?
Hackedは安全?
開発はLancelot Software というところで、あまり情報はありません。問い合わせ先もフリーメールが利用されているため、デベロッパーへの信頼感は高いとはいえません。
一応、登録メールアドレスはこれ以外の目的には利用しないとしていますが、必ずしも何か担保されているという状況でもありません。
従って「メールアドレスが外に漏れると宣伝メールがいっぱい来るからいやだ」という人は利用しない方が賢明かもしれませんね。