ウィンドウズ10ではエッジというソフトがインターネット閲覧ソフトとして提供されています。しかしウィン10でないユーザはインターネットエクスプローラを依然使っています。また業務の関係でウィン10でもインターネットエクスプローラを使うケースもあります。
ここでは、インターネットエクスプローラについての不具合と対処についてまとめていきます。
IEを最新に保つには
IEで不具合が起きる場合、まずはIEが最新版かどうか確認しましょう。
バグの場合、修正されている可能性があるからです。
「設定>ヴァージョン情報」を開き、「新しいバージョンを自動的にインストールする」にチェックしておきましょう。
インターネットエクスプローラの不具合
動作が遅い?
以下参照ください。
おそらくですが、インターネットエクスプローラはシステムに組み込まれてしまってかえって遅くなってしまっているように思います。
そのこともあって、ウィン10からは新しくエッジが提供されているのではないかという気がします。
画面が真っ黒?
ウェブサイトを閲覧しようとしても、画面自体が真っ黒になってしまい何も見えない場合があります。
対策としてはインターネットオプションを開き「GPUレンダリングでなく、ソフトウェアレンダリングを使用する」がオフの場合はオンに、オンならオフにして動作が改善しないか確認してみましょう。
字が小さい?
ウェブサイトは個別にCSSでフォントの大きさなどを制御しています。
特定のサイトで見ずらい場合は「コントロールキー + プラス(+)」で画面全体を拡大、「コントロールキー + マイナス(-)」で画面全体を縮小し、個別に大きさを切り替えるほうが便利だとは思います。
「コントロールキー + ゼロ(0)」で、いつでも標準的な100%のサイズへ戻せます。
エラーメッセージ一覧
動作を停止しました
このケースでは、エクスプローラーの再起動で治る場合もあります。
頻発するようでしたら一度リセットしたほうがいいかもしれません。
インターネットオプションをだし、「詳細設定」にある「リセット」を実行してみましょう。
Internet Explorer の実行速度を遅くしています
インターネットのページではJavaScriptなどのプログラムを記述しています。
その処理に時間がかかりすぎる場合、このようなエラーメッセージがでます。
対処としては、グーグルクロームなどの他のソフトで見ると大丈夫...というケースがあります。
これはプログラムの処理の仕方がソフトによって若干異なるためです。
スクリプトエラーが多発?
スクリプトエラーがよく出るケースがあります。
インターネットオプションで「詳細設定」にある「スクリプトエラーごとに通知を表示する」をオフにすると、エラー自体は改善はされませんが、メッセージが何度も出るというのは抑えることができます。
プログラムの不具合
PDFが開かない?
通常はアドビのPDFリーダーを入れておけばプラグインにも入ると思います。
https://get.adobe.com/jp/reader/
歯車アイコンでメニューを開き、「インターネットオプション>プログラム>アドオンの管理」を実行します。
すると「ツールバーと拡張機能」のところに「Adobe PDF Reader」が出てくると思います。
ワードが開かない?
ワードのリンクファイルを選ぶと「操作を選んでください」とでます。
ワード、もしくは「DOCファイル」を開けるアプリが入っていれば、以下のように警告がます。「許可する」と...
通常はこのようにワードが開きます。
歯車アイコンでメニューを開くと「インターネットオプション>プログラム>関連付けを設定する」というところがあります。
しかしウィンドウズ10の場合には、ここではなく通常の「設定>アプリ>規定のアプリ>ファイルの種類ごとのアプリ」で「.doc」のところのアプリをワードなどにしておけば、ワードが起動するようになります。