SONYのMESHは、光や動作に反応するセンサーをきれいなブロックにまとめたものです。さらにアイフォンやアンドロイド用アプリが無料で提供されていて、それを使うと自分で自由にプログラミングすることも可能です。 ここでは使い方などについてまとめていきます。
MESHとは?
SONYから出ているブロック型玩具?です。 各ブロックは、光センサーが入っていて光に反応する、動きに反応する、ボタンを押すことができる....などの機能を持っています。 それらを自分で組み合わせて使用できるようになっています。
開封レビュー
こんな感じで届きました。 #Sony #mesh #opt #amazon
開けるとこんな感じ。 #Sony #mesh #iot
ブロックの下半分を2秒ほど長押しすると、内部ランプがついて起動します。 つかない場合にはまず充電しましょう。 スマホの充電などで使われるマイクロUSBをそのままさすことができます。 #sony #mesh #iot #programming #microusb
MESHの使い方
ダウンロード
アプリは無料で利用できます。
アンドロイド: MESH - Google Play の Android アプリ 起動するとこんな感じ。
最初は規約に同意しましょう。
さていよいよメシュりましょう。
タグを追加する
+ボタンでタグを追加します。 タグがブロックです。
ブロックは下半分を2秒長押しでランプがつきます。
つかない場合は充電しておく必要があります。
+ボタンでペアリングをスタートします。
今回はボタンタグをペアリングしたので「ボタン」のボタンができました。
プログラムを作成する
とりあえず「ボタン」と「スピーカー」を画面下から上へひっぱっていきます。 さらに両者を配線してつなぎます。 「ボタン」アイコンから指を押しながら「スピーカー」まで線をひっぱればOK。 これでボタンを押すと、スマホが音を鳴らします。
さらに設定をカスタマイズすることもできます。 例えばスピーカーアイコンをタップすると、「再生する」「停止する」と切り替えたり、サウンド音を設定できます。
ボタンをタップすると設定が出てきます。 「1回押されたら」「2回押されたら」「ボタンを長押ししたら」と変更することができます。
慣れてきたら、このように1つのボタンから複数のアクションにを起こすこともできます。
タイマーやカウンターを追加する
ロジックという部品を使うと、より高度なプログラムを作れます。 例えばタイマー。 これを間に挟むことで、一定時間後に反応させるシステムを作ったりできます。 ボタンを押したら一定時間後に反応させることができます。
カウンターを使うと、一定回数後に反応するようになります。 例えば、ボタンを3回押すとやっと反応させる、といったことが実現できます。
IFTTTと接続する
IFTTTと接続することでさらにいろんなサービスを指定できます。 利用するには「IFTTTキーの発行」でキーを発行し、それをIFTTTで登録する必要があります。
主なMESHタグ
1つ1つのブロックをMESHタグといいます。 タグには、「反応すると教えてくれるもの」、「反応するもの」とあります。 「反応すると教えてくれるもの」は、温度や明かりの変化、振動、近くに人がいるかどうか、などで反応するセンサーです。 「反応するもの」は、いろんな色で明かりをつけるLEDタグや、電気のオンオフをするタグといったものがあります。
LEDタグ
このタグは、いろんな色の光を点灯するというものです。
動きタグ
振動に応じて反応するタグです。
本体の向きを変える、という条件でも反応できます。
明るさタグ
照明の明るさが変化すると教えてくれるタグです。
ちょっとしたことですぐ反応するため、明るさの変化で反応する範囲を下のようにパラメータで指定しておいたほうがいいと思います。
MESHの不具合
タグがみつからない?
MESHタグは最初にペアリングする必要があります。 ペアリングとはスマホからタグを認識させる作業のことです。
真っ先に可能性として挙げられるのはタグのバッテリー切れです。 登録するタグは、マイクロUSB経由で充電しておきましょう。 充電後に認識されない場合、スマホのブルートゥースがオフならオンにしましょう。機内モードに設定してあると自動的にオフにされている可能性もあります。
設定した動作が動かない?
MESHアプリを起動してプログラムを作ります。 が、急に動かない場合があります。 アプリで設定したものは、ホーム画面へ戻ったり、LINEのようなほかのアプリを画面で表示すると使えなくなります。 これは他のアプリ利用時には動作がオフになるのが初期設定のためです。 ほかのアプリ利用時でもバックで動作させるには、右上の設定から「バックグラウンド動作」をオンにしておく必要があります。
注意マークが出てくる
各タグに注意マークが表示されることがあります。
これらはアプリがタグの場所と接続できない場合に出るようです。 ブルートゥースという仕様で接続するため、あまり離れてしまうと認識できなくなります。 バックグラウンド実行をオンにしていると「タグに接続できず、バックグラウンド実行が停止しました。...」という通知がでると思います。
タグが動かない?
タグのバッテリーが切れてしまうと、動作しなくなります。 そこで現在のバッテリーがどのぐらいあるのか確認しておきましょう。 下にあるタグボタンをタップします。
するとタグの情報が表示されます。 電池残量も表示されます。少なくなってきていたら充電しましょう。
MESHを使った感想は?
ポジティブ
思ったより簡単に設定できました。 この手の商品はアプリのインタフェースが悪かったり、ブルートゥースとの接続でイライラさせられるかなぁと思ったのですが、そんなことはありませんでした。
ネガティブ
マイナスポイントとしては、まず価格がまだまだ高いことがあげられます。 (しかしフルセット今回使ってみると、温度や動作センサーなど、これだけのセンサーが入っていることを考えれば高くないようにも思いました。) またブルートゥース接続のため、通信可能範囲が人によっては物足りないことでしょう。 (更新 2017/9/29) ラズベリーパイをMESHとネットをつないで、伝達のハブとして利用できるアプリがリリースされるそうです。 ラズパイは価格も安いため、これ専用でそろえてもコスパ的には全然いいでしょう。 参考: Raspberry Pi上でMESHレシピが常時動作——MESHハブアプリを年内に配信開始 | fabcross
購入するには?
amazonで購入しました。3万円台です。