ラインカンファレンスでOpenChat(オープンチャット)なる新サービスがアナウンスされました。これはLINE内でチャットルームを自由に作れるサービスです。
LINEではグループチャットがありますが、これはラインIDと紐づいています。一方オープンチャットはLINE IDとは別に匿名で参加できるのがメリットです。
オープンチャットとは?
参考:http://official-blog.line.me/ja/archives/79448193.html
LINEは新しいチャットルームサービスを開始します。
その名もオープンチャットです。
従来のLINEでもチャットはできますが、アカウントは最初に作った1つのものが利用されます。
LINEアカウントは電話番号に紐づけられるので複数は基本的には作れません。
しかしオープンチャットはチャットルームを自由に作れるサービスです。
参加名は自由に設定可能で、LINEアカウント自体は相手からは見えないという特性があります。
他にもオープンチャットではLINEの友達登録をしていない相手でも参加が可能となります。
最大5000人となり、現在のライングループよりはるかに多くの人数が参加可能です。
パスワード付きで非公開のトークルームにすることも可能です。
LINEアカウントを複数作らなくても、いろんなチャットルームを開設したり参加できるので使い勝手がいいように思います。
身バレしない?
トークルームごとにプロフィール名や画像を設定できることがオープンチャットのメリットとなります。
とはいえ、自分のラインIDをトークに書き込んだり、ラインアカウントで使っているのと同じハンドル名や画像を使う....となるとばれるかもしれません。
注意してください。
閲覧履歴?
匿名参加のため、個人の閲覧履歴についても外部からはわかりません。
PCからアクセスできる?
オープンチャットはブラウザからは利用できません。
しかしPC版のLINEからはアクセス可能となっています。
ダウンロードはこちらから。
オープンチャットの使い方
開設する
トークルームで上部メニューから「オープンチャット」を選択。
右下のアイコンをタップ。
名前と説明を追加します。
「検索を許可」という項目があり、オフだと検索ではひっかからないようになります。内輪でひっそり使う場合はオフにしておきましょう。
なお18歳未満、あるいは年齢認証をしていない場合には検索できない仕様です。
参加する
参加する場合は、オープンチャットへアクセスしルームを選びます。
するとプロフィール設定画面となります。
これは自分のラインIDに束縛されません。自由に設定できます。
アイコンもLINEIDとは関係なく新たに設定することができます。
投稿する
ラインの通常のチャットのように投稿できます。
上のノートアイコンをタップすると...
ノートが投稿できます。
投稿規約は参加者がプロフィールをアップするのに使いましょう。
招待する
上部メニューを開くと「招待」があります。
これでQRコードやリンクをゲットできます。
通知をオフにする
投稿の通知が多い場合、メニューからオフにできます。
やめたい場合はメニューから「退会」を選びます。
オープンチャットの不具合・疑問
対応していないか不正なURLです?
オープンチャットはLINEの新機能のため、使える場合や使えない場合がまだあるので注意が必要です。
またテスト用に作られたチャットルームがすでに削除されている場合もあります。
ただしベータが終わり、一般公開となっています。
アプリを最新版にアップデートして利用できるかどうか試してみましょう。
禁止事項は?
スタンプの爆撃投稿が相次いで問題になっています。
LINE側はあまりひどいユーザにはオープンチャットだけでなくLINEアカウント自体も停止すると警告しています。
やりすぎには注意しないといけません。
チャットルームでは、営利目的はダメです。「不労所得でX万円」とか「バイナリーオプションで副業生活」といったものはおそらくNGです。
またわいせつな投稿・誹謗中傷もNGです。
なおトークや投稿内容はLINE側はモニターしてチェックするとしています。LINE側にモニターされたくないような内容のチャットルームであれば、わざわざオープンチャットを利用しないほうがよいでしょう。