アマゾンプライムデーで結構多くの人がチェックしていたようなのが、パロットのミニドローン「ローリングスパイダー」です。 パロット社はドローン界隈では有名な会社です。今回はかなり安値でタイムセールでした。最初はキャンセル待ちが多かったですが、なんとか購入ました。 以下レビューです。
ローリングスパイダーとは?
パロット社のミニドローンです。
ミニというだけあって超軽量。ドローン法の制限が適用されない200g以下の重量です。
中身は?
届いたのはこんな感じの箱です。
www.instagram.com 開けるとこんな感じ。
取り出すとこんな感じ。 左上は説明書、保証書、シール。 右上は本体とバッテリー。 左下はUSBケーブル。 右下は車輪です。
充電するには?
説明書はあるものの日本語はなしでしたのが残念でした。 一応写真とかもあるので気合でこなせるかもしれません。
まずはバッテリーを本体へさしこみ、USBでつないで充電をかけます。フル充電は1時間30分程度かかるようです。
充電が終わったら、棒をさします。棒は、見逃してしばらくわかりませんでしたが、本体を固定していたボール紙の下の方についています。 それを本体へ接続。両側に車輪をはめこみます。
この車輪は急な衝突などの場合のクッションとなるので、初心者の人はぜひ設置しましょう。
完成するとこんな感じ。
電源は、本体の下側にちょこっとしたでっぱりがあり、そこが一応スイッチのようです。消すときは長押しのようです。
操作するには?
一応うちのスマホのブルートゥースは4.0なのですが、ちゃんとペアリングできるかは自信なかったのですが、一応できました(シャープのSH04Hです)。
まずはアプリをダウンロードします。
アンドロイドはこちら。 play.google.com
iOSはこちら。 FreeFlight 3 on the App Store
アカウント登録
アプリを起動するとアカウント登録が可能です。「アカウントを今すぐアクティブ化してください」のほうをタップします。
すると「サインイン」の画面ですが、アカウントがない場合、右側の「登録」をタップ。
ユーザ名、パスワード、パスワード確認、メールアドレスを入れ、規約同意をはいにして登録しましょう。
登録するとプロフィール画面へ移動しました。
設定
左上にメニューがあります。
設定では操縦設定ができます。 操縦時の速さや角度が指定できますが、ここではなるべく小さな値にしておくと急な操作で変な方向へいくこともなくていいかと思います。
それぞれの円でゲージを反時計回りに指でなぞって、値を小さめにしましょう。
接続を確認する
今回はブルートゥースで接続します。 まず本体はオンにします。
参考:http://blog.parrot.com/2014/07/24/how-to-pilot-rolling-spider/
スマホの設定で、ブルートゥースを開きます。 「RS_R.....」のようなのがあれば認識しているっぽいです。あればペアリングを完了させましょう。
本体が認識されるとアプリの方でもスキャンされるようです。
ない場合、メニューから「マイDRONES」を選ぶとスキャンして表示してくれます。 あったら「登録」ボタンをタップ。
するとドローンに名前を付けることができます。ネーミングをつけたら、「登録」ボタンをタップしましょう。
操作する
トップ画面に「フリーフライト」という項目があればタップしてスタートします。
下に「Take off」とあって、このボタンを押すだけで浮上します。
その後「Landing」とボタンが変わるので、着地させる場合にはそれをタップします。
画面左側では上下で浮上・加工、左右で旋回が行われます。 画面右側では上下で前進・後退、左右で水平移動が行われます。
ドローンの認識などが無事うまくできていれば、あとはフライトに挑戦してみましょう。
接続できない場合は?
本体をきちんと充電しましょう。
目が赤の場合は充電中、オレンジだとOK。
ペアリングできれば緑色になります。
また、対応機種かどうか確認しておきましょう。
パロット社のブログでも対応しているスマホの機種が紹介されています。
iOS
iOS 7.1以降 iPhone 4S、iPhone 5、iPhone 5C、iPhone 5S、iPod Touch 5G、iPad mini、iPad 3 Retina、iPad Air
アンドロイド
AU SCL 22 (Jelly Bean 4.3)、Docomo SC-01 F (Jelly Bean 4.3)、Docomo SC-02 F (Jelly Bean 4.3)、Docomo Xperia Z2 (SO-03F) (Kit Kat 4.4.2)、Google Nexus 5 (D821) (Kit Kat 4.4.3、Kyocera C6725 (Hydro Vibe) (Jelly Bean 4.3)、SoftBank 304SH (Kit Kat 4.4.2) Samsung Galaxy Note 3 (SM-N900A) (Kit Kat 4.4.2)、Samsung Galaxy Note3 (SM-N9005) (Kit Kat 4.4.2) 、Samsung Galaxy Note II (GT-N7100) (Kit Kat 4.4.2)、Samsung Galaxy S4 4G (GT-i9505) (Kit Kat 4.4.2) 、Samsung Galaxy S4 Advance (GT-i9506) (Jelly Bean 4.3) 、Samsung Galaxy S5 (SM-G900F) (Kit Kat 4.4.2) 、Samsung Galaxy S5 (SM-G900P) (Kit Kat 4.4.2)、Samsung Galaxy S III (GT-i9300) (Jelly Bean 4.3)、Samsung Galaxy S III (SGH-I747) (Jelly Bean 4.3) 、Samsung SM-N9006 (Galaxy Note3) (Kit Kat 4.4.2) Sony Xperia E1 (D2005) (Jelly Bean 4.3)、Sony Xperia SP (C5303) ( Jelly Bean 4.3) 、Sony Xperia Z1 (C6903) (Jelly Bean 4.3)、Sony Xperia Z1 Mini (M51W) (Kit Kat 4.4.2) 、 Sony Xperia Z1s (C6916) (Jelly Bean 4.3)、Sony Xperia ZR (C5503) (Kit Kat 4.4.2)、Sony Xperia Z Ultra (C6806) (Jelly Bean 4.3)、Sony Xperia Z Ultra (C6833) (Kit Kat 4.4.2) など。
How-to-pilot Rolling Spider - Parrot news | Parrot news
ローリングスパイダーのメリット、デメリット
メリットは?
- 安価でドローンが楽しめます。
- 軽量なのでドローン規制法が適用されません。
- スマホアプリから操作でき、コントローラが不要です。
- スマホアプリから速度や角度の設定が変更できます。
- 車輪付きなので、急な衝撃でも本体を守ってくれます。
- 車輪を付ける程度で組み立ての手間はほとんどありません。
デメリットは?
- 説明書が英語でした。
- 説明がそもそも少ないです。
- 充電1時間30分で、飛ばせるのは4,5分程度のようなので短いです。
- 軽量なので屋外は風ですぐ流されます。
- 荷物などはほとんど搭載できないと思います。
- 飛行音はちょっとおおきめだと思います。
- 撮影できるのは静止画のみ(低解像度)です。
パロット社製ミニドローンをお勧めできる人は
- はじめてドローンを使ってみたい
- ドローンを屋内でつかってみた
- ドローンをスマホから操作してみたい
- とりあえず安い価格のドローンが買いたい
- ドローン規制法とか考えずに操作してみたい(といっても他人の家とかで勝手にやっちゃだめですよ)
といったところでしょうか。
逆にNGな人は
- カメラで本格的な空撮を楽しみたい
- FPV(ファーストパーソンビュー)カメラで、空撮画面をみながら操作したい
- ドローンを長時間操縦したい
- ドローンでピザやシャンパン、荷物を運びたい
といったタイプの人でしょう。
あくまでドローンのビギナーの方のエントリーモデルとしておすすめできると思います。
ドローンを仕事にしていくには?
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今後ドローンを仕事にしていきたい人のためのサービスが立ち上がっています。 ドローンパイロットさんとドローン仕事の仲介サイトです。
このようなサイトを利用していくといいかもしれません。