エクセルは対応ファイルフォーマットは割合多いのですが、TSVには対応していません。ここではエクセルでTSVを扱う場合の処理についてまとめていきます。
TSVとは?
TSVはあまり使われていないと思います。
しかしCSVとは親せき関係といっていいでしょう。どちらも基本的にはテキストファイルです。
CSVはカンマで、TSVはタブで区切ったかたちでデータを羅列しています。
そのため、TSVファイルはテキストエディタ(ワード、一太郎、サクラエディタ等)で開くことができます。
実際にサクラエディタで開くとこんな感じです。
一部サイトではデータをTSV形式で配布しているところもあり、場合によっては使わざるを得ないことがあるでしょう。
エクセルでTSVファイルを開くには?
エクセル自体はTSVファイルは対応ファイルとしてません。
そのため、開くにはまず「すべてのファイル」にして指定します。
「TSV」という拡張子を「TXT」に変えてから読み込んでも大丈夫だと思います。
区切りのあるデータを開くと、エクセルではテキストファイルウィザードが開きます。
TSVはカンマで区切ったデータ形式なので「カンマやタブなどの区切り文字によってフィールドごとに区切られたデータ」を選んで読み込みましょう。
文字化けが起きている場合は文字エンコードが違う場合があります。
通常は上記のようにSJISが初期設定ですので、UTF-8などに切り替えて文字が治るかどうか確認してみましょう。
リブレオフィスでTSVファイルを開く
リブレオフィスはオープンソースの無料表計算ソフトです。入手方法は以下参照ください。
【Windows 10】リブレオフィスの使い方 ファイルが開かない場合は? - アプリの教科書
こちらでもTSVファイルを開くことができます。
まず、ファイルから開くを実行し、「区切りオプション」を「タブ」にしてから開きましょう。
文字化けがある場合、「文字エンコーディング」を切り替えて試してみましょう。