Worldcoinは、現在話題沸騰中のOpenAICEOであるサム・アルトマンさんらが設立した新通貨。2023年にもトークンがリリース予定とされています。
Worldcoinとは?
OpenAIといえば、今話題のChatGPT提供元。
そのCEOのサム・アルトマンさんが2020年に設立した暗号通貨プロジェクトがワールドコインです。
ホームページによれば
ワールドコインは、公共事業として世界最大のアイデンティティと金融ネットワークを構築し、すべての人に所有権を与えています。
私たちは、国や経歴に関係なく世界経済への普遍的なアクセスを実現し、地球上のすべての人を歓迎し利益をもたらす経済の未来への移行を加速させることを目指しています。
となっています。
具体的には、ワールドコインは世界中の人に無料配布されるコインとなります。
参加者は、生体認証装置「オーブ」で目の網膜をスキャンします。これはデジタルコードとして保存され、個人識別情報となります。これと引き換えにコインが発行されます。
この構想のメリットは明確にはいわれていませんが、全人類がワールドIDによって識別可能となります。
運用の仕方によっては、国や国連以上の力を持つ可能性もあるかもしれません。
OpenAI, ChatGPTとの関係は?
現時点ではOpenAIやChatGPTがワールドコインと何らか連携するという話は出ていません。
あくまでサム・アルトマンさんの別プロジェクトであると思われます。
申し込むには?
現在アプリが公開されています。
Download the app (worldcoin.org)
アプリはWorld Appが提供されています。
ただ探しても出てこないので、日本ではまだアクセスはだめかもしれません。
World App - Worldcoin Wallet on the App Store (apple.com)
儲かるの?
一般的な暗号通貨は価格が変動し、上場益や売買益を稼ぐことは可能です。
ただしWorldcoinは、(おそらく)ワールドIDとして全人類の識別情報を持つことが目的であり、売り上げ益は目的ではないと予想します。
それは「識別されれば無料で配布する」というコンセプトからも明らかでしょう。
どこかに上場され売り抜けられる...というものでもないように思います。
一方で、今やどんなものでも売買される時代です。
勝手にワールドコインの売買をするサイトが出てこないとも限りません。
ワールドコインをめぐる今後の動向については慎重に注視すべきでしょう。
ちなみにアプリの評価はまちまちです。
純粋な詐欺
1月1日に「ワールドコイン」を500クローネ(60ドル)に交換できると言われました。アプリのどこにもお金を引き出せると書いていないので、お金を引き出せませんでした。連絡先も教えてくれないし🤣。
虹彩をスキャンさせないようにしましょう(とても怖いです)。彼らがどのようなブロックチェーン上にいるのかについての情報を見つけることができず、コイン/トークンであることさえ非常に疑わしい。同社は、機械学習の経験者やAIの専門家を募集しています。また、多くの詐欺の啓発サイトにも掲載されている。