アクセスは、オフィスファミリーのデータベースソフトです。
まだまだ現役でアクセスをベースにしたソフトも稼働していることでしょう。
ここではアクセス2016・2019の不具合情報などを中心にまとめていきます。
アクセスとは?
ビジネススイートとしては最もよく利用されているのがマイクロソフトオフィス。
オフィスではワードやエクセルが有名ですが、アクセスはデータベース管理ツールとして使われています。
VBでのスクリプトに対応していることもあって、オフィスマクロに慣れているユーザからは開発しやすいツールとなっています。
現在でも社内システムや行政システムなどで、依然よく使われているツールのひとつです。
起動しない場合は?
セーフモード
アクセスをセーフモードで起動します。
「ウィンドウズキー+R」で「ファイル名を指定して実行」を選びます。
あとは以下のコマンドを入れて実行します。
msaccess.exe /safe
更新する
ファイル>アカウントから更新を実行します。
エラー一覧
2950
データベースの信頼度が低いと判断された場合にこのエラーが出るようです。
セキュリティ警告のオプションを開き、「コンテントを利用する(Enable this content)」にして実行します。
参考:https://www.stellarinfo.com/blog/how-to-fix-ms-access-database-error-2950/
また、ファイルのプロパティを開き、「互換モードのチェックの有無」のチェックを外すと治るかもしれません。
3340 クエリが破損しています?
ウィンドウズアップデートの影響によってアクセスへ大きな影響が出ています。
「クエリが破損しています」など、急に動作しなくなった場合はアップデートモジュールを一度アンインストールしたほうがよさそうです。
MSサイトでは
- office2016:KB4484113
- office2013:KB4484119
- office2010:KB4484127
をアンイストールするといいという意見が出ています。
参考:2019年11月アップデート(KB4484113、KB4484119、KB4484127ʌ - マイクロソフト コミュニティ
office2016では
- KB4484113
- KB4484148
office2013では
- KB4484119
- KB4484152
office2010では
- KB4484127
- KB4484160
といった更新モジュールを安易ストールすると治ると報告するユーザがいます。
画面表示のトラブル
画面の表示がおかしい、遅いといった場合の対策です。
「オプション>全般」で「ハードウェアグラフィックアクセラレータを無効にする」にチェックを入れてみます。
これは、グラフィックドライバーによる不具合がある場合、これを無効にすることで改善される場合があります。