ディスクのクリーンアップを実行しているのにファイルがあまり減らず、確認してみるとユーザの「appdata>Local>Temp」が削除しきれていませんでした。
ここではバッチでそのディレクトリ内のファイルを一括削除する方法を紹介します。
強制的に appdata local tempを削除するには?
設定や、ドライブのプロパティからクリーンアップをしても案外減らない場合があります。
DiskInfo3などでチェックするとユーザの「appdata>Local>Temp」のところがたくさん残っていました。
手動で開いて削除していってもいいのですが、実行アプリが使用していて削除できないファイルも多いです。
一括してファイルを消していきたいのでバッチファイルで処理します。
バッチファイルとは「ウィンドウズ」での作業命令をつづったテキストファイルで「deletefiles.bat」などようにテキストを「.bat」という拡張子にしてから実行します。
ファイルに以下のように書きます。
1行目は「ユーザ名+appdata...」というパスを変数に格納
2行目はファイル削除命令を実行しますが
「/s」でサブディレクトリから削除
「/Q」で確認メッセージはナシ
「/F」で読み取り専用でも強制的に削除
の引数を追加しています。
SET TARGET=%userprofile%\AppData\Local\Temp\*
del /S /F /Q %TARGET%
実行後確認するとTempのサイズは減ってLocalフォルダ内でもサイズは下のほうになりました。
なお、実行中アプリのキャッシュなどを削除してしまい不具合が起きる可能性も多少あると思いますので、あくまで自己リスクで実行ください。