アップルウォッチ3を購入したので、アップルペイを設定して改札を通ったりしてみたいもの。しかしうちではなかなかうまくいきませんでした。 ここではアップルウオッチとアップルペイについての使い方などをまとまていきます。
アップルウォッチでアップルペイのスイカを設定するには?
ウォッチとアイフォンで別々のスイカアカウントが良い?
アップルウォッチでアップルペイを設定する場合、アイフォンのスイカアカウントを移動させることができます。
なるほど、iPhoneからもさらにApple Watchに移っちゃうのね、Suica( *`ω´)ノ 明日自動改札に挟まってみようww https://t.co/k3RMkPeQcs pic.twitter.com/Gj3rE988tF — 岡田晴久 (@kerokero36) 2017年10月1日
ただし、上記のようにウォッチへ移動したのち、改札で動かないとなると、わざわざ現金を使う羽目になってしまいます。 できれば別々にスイカをアサインしておくのが安全かと思います。 幸いなことに、スイカのアカウント登録は複数もつことができます。
アイフォンとアップルウォッチで別々のスイカアカウントを作っておくことができます。
設定する
まずはJRなどでスイカカードを購入しておきます。
登録の設定はアイフォンのアップルウォッチアプリから行います。「WalletとApplePay」 でカードを追加を選びます。
「Suica」を選びます。
スイカを追加します。購入したスイカカードの下4ケタの番号を入力します。 記名式のスイカを購入してなくても大丈夫です。
進むと利用条件にまずは同意しましょう。
あとは下の図のようにカードをアイフォンにかざします。
無事転送できれば登録されているはず。
なお改札ですぐ使えるよう「エクスプレスカード」に設定しておくのがよいでしょう。
スイカアプリを起動すれば、チャージされているか確認できます。 もしアイフォンでもスイカを設定していれば左右にスワイプすることで切り開けて残高をチェックできると思います。
アップルウォッチで改札が通れない?
せっかくアプオさん(アップルウォッチ3)を買ったので、アップルペイを設定。
なのでJRの改札にもいよいよ挑戦。
ところが....反応しませんでした。
恥ずかしいので、ひそかにポケットに入れて準備していたアイフォンでピっしちゃいました。
小心者なのです...。
でネットを見てみると、やっぱり通れない人もいるようです。
Air pods僕の耳孔が大きくて歩行中に耳から落ちるしapple watchのsuicaで自動改札通ったら読み取りできなくて通過できず後ろに長蛇の列を生み出し今のところ全くもってテクノロジーの恩恵を受けていない。 — 川代 祥治 11/2 原宿ソロワンマン (@Shoji_Sonic) 2017年10月5日
一方でちゃんと通れる人の話もいます。 うーん。その差ってどこにあるのでしょうか?
ウォッチのアップルペイの設定?
改札以外でも利用できるか、まずは試してみましょう。
スイカがエクスプレカードに設定されていないと、当てただけでは反応しないかもしれません。 念のためJRのところにある自販機で試してみました。
1台目はダメでした。 人が通りかかってきたので、あわてて隠し持っていたアイフォンのアップルペイで支払いました。
しかし2台め試したら無事アップルウォッチで飲料を買うことができました。ということは、設定自体は大丈夫ということになります。
かざし方?
今回はおそらくタッチの仕方の問題のように思います。
ただし、時計の盤面を向けなくても反応はするようです。
Apple WatchのSuica、時計側をリーダーにかざさなくても、普通に通れた これなら左手でも、iPhoneかざすより断然便利 iDとか街中のリーダーはダメなの多かったが、「自動改札」は捌く数がケタ違いなので、リード性能はおつよいようだ pic.twitter.com/Hs1GjUwyvS — チー@岡山のわーしっぷ (@ktoi_chi) 2017年10月13日
この辺、また試して確実に反応するようなテクニックが発見できたら更新していきたいと思います。
(更新)
横向きでもオッケーだったという事例も報告されています。
ひょっとしてチップ?が横向きになっているのかもしれませんね。
というのも時計の表面を何かにあてがおうとすると、手を裏返すという非常になれない動作をしないといけませんから。
参考:Apple WatchのSuicaは表向きでも横向きでも使える | ごりゅご.com
実際にまずはスイカ対応の自販機で試してみました。
時計はタッチ面に対し垂直になるよう横向けで近づけました。
これだけでスムーズに「ピッ」となりました。
写真ではなく3Dでおこしてみるとこんな感じで台に近づけます。
盤面を無理に向けようとすると以下のようになりますが、ここまで手首を曲げなくてもよいということです。
(更新 2017/11/17)
かざし方に影響するのが、「アップルペイ用の通信部がどのようにアップルウォッチに入っているのか」ということです。
アップルペイではNFC用アンテナが入っています。これが短距離の無線でNFC受信端末と通信を行うわけです。
ある記事でアップルウォッチを分解したところ、「NFCアンテナはディスプレイ背面に渦を巻いた状態でシートとして設置されて」いるとのことです。
このあたりを意識しながらベストのタッチ方法を考えていければと思います。
参考:
バラして見ずにはいられない:分解して知る、「Apple Watch Series 3」のモバイル通信を担う部品たち (1/2) - ITmedia Mobile
バッテリー?
明らかに使えない場合はアップルウォッチのバッテリー残量です。
この場合は原因はすぐわかると思いますので、うちの事例にはあてはまりません。
通勤中でこのようなことがあると大変ですよね。なかにはあわてて充電ケーブルを買っちゃう人もいるようです。
apple watchにsuicaの定期入れてるけど、帰りに充電切れてて改札通れず、急遽閉店間際のヨドバシ秋葉原で純正ケーブルとUSB電源アダプタを購入し、近くのマクドで充電してやっと帰れる — 田端 亮=データサイエンティスト見習 (@ryo_tavatar) 2017年10月5日
残高?
残高不足という可能性もあります。
うちは一応ちゃんと入れてから試したので、この事例ではないと思います。 なお、残高がうまく反映されない場合があるようです。再起動したら治ったというケースがあるようです。
Apple Watchを再起動して,改札を通したら,反映された! https://t.co/Ibf83B3Nw6 — run_well (@run_well) 2017年10月2日
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