ブレンダーで作ったデータを3Dプリンタで出力しましょう。
たいていの3DプリンタはSTLというフォーマットを利用します。ブレンダーからSTLに書き出して3Dプリンタへ送ればいいのですが、サイズのトラブルがよく起きるので注意しましょう。
3Dプリンタ用に出力する
ファイルを出力
ブレンダーで作ったーデータを3Dプリンタで出力するには、お使いの3Dプリンタで利用できるファイルフォーマットで出力する必要があります。
3DプリンタではSTLという形式のファイルを使うことが多いです。
ブレンダーではSTLファイルでの出力をサポートしています。
やり方は「ファイル>エクスポート」で「STL」を選びファイルを書き出します。
ファイルダイアログも独特です。
移動したいディレクトリへ移動し、ファイルネームをつけてエクスポートしましょう。
3Dプリンタ用ソフトから読み込む
3Dプリンタは、それぞれメーカーなどから印刷用ソフトが支給されていると思います。
うちの3Dプリンタはダビンチ。
うちのダビンチの場合はXYZプリントというソフトを使います。
STLファイルを3Dプリント用ファイルから読み込みます。
問題なければこれで3Dプリントすることができます。
サイズが合わない場合の処理
作ってみると、ブレンダーでは2メートルぐらいのボックスで作ったのに、読み込むとサイズが小さい!...と警告されました。
試しに10メートルx15メートルx15メートルで作ると、10センチx15センチx15センチに近くなる感じですがイコールではありません。
このように3Dプリンタ用ソフトによってはブレンダーのサイズ感が正しく反映されないことがあります。
いろいろ試してみるとブレンダーはメートル体系で作成し、STL出力時にスケールを10にするとちょうどいいかなという感じです。
STLへ出力する場合には「トランスフォーム」で適切な大きさに縮小して書き出す必要がありました。
これは3Dプリント用ソフトによって異なると思いますので、数値については試行錯誤しないといけないかもしれません。
あとは3Dプリント用ソフトが、3Dデータを解析。それをもとに下から順に積み上げるようにして形をつくっていきます。
Blender操作の目次はこちら。