Modifierをつかえば、分割や複製など、3Dモデリングの作業を大幅に効率化してくれます。が、種類が多すぎでどんなのがあるかわからないと見過ごしていしまいます。
Modifierとは?
「Modify」とは「変更する」「修正する」ということを表します。
Modifer(モディファイアー)は、変更・修正をするためのモジュールです。
Modefierは種類が多いですが、どんなものがあるかだけでも以下を見て知っておくといいと思います。
面白いのはModifierは「分割する」などの命令を実行させるもので、元の図形データは維持されます。
気に入らなければModifierを削除すれば、元の図形の状態にすぐ戻ります。
Modifierを使うには?
モディファイアープロパティがあるので選択。
「モディファイアーを追加」から利用したいものを選択。
今回は「サブディビジョン」で面をスムーズに分割してくれるモディファイアーを使います。
アイコンによって、レンダリングまで適用させたり、ビューポートでは適用させない、などを設定できます。
適用前。
適用後は全体的にスムーズになりました。
知っておくと便利なModifier
モデリング
ベベル
90度の角度の辺に面が入る感じ。
ブーリアン
ブーリアンは、2つの物体をくっつけたり、片方の物体の大きさでくりぬいたりといったことができます。
スクリュー
平面を回転させて造形します。
ソリッド化
押し出して造形します。
ワイヤーフレーム
ワイヤーフレームの形状に作り直します。
変形・ポリゴン数管理
サブディビジョンサーフェス
ポリゴンを増やし、カクカクのところをなめらかにします。
デシメート
指定した比率に応じてポリゴン数を減らします。
サブディビジョンがスムースにするのと反対で、あえて粗い凹凸にしたい場合などに使います。
ディスプレイス
白黒画像の濃淡情報をつかって、頂点の位置を変動させます。
テクスチャを用意。画像がなくても「タイプ」からプリセットを選べます。
指定したテクスチャをもとに頂点の場所が変動。凹凸の多い物体を簡単に作ることができます。
基本操作はこちら。