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【Windows10】ブルースクリーンのまとめ エラーメッセージ一覧

ウィンドウズ10では、なぜかブルースクリーンが進化しています。

QRコードが表示させたり、なぜか緑色になったり...。

それでもエラーの理由がよくわからなかったりします。ここでは、エラーメッセージ一覧や対処についてまとめていきます。

 ウィンドウズ10のブルースクリーンについて

QRコード表示

誰もがもっとも見たくないウィンドウズ画面の一つと思われるのがブルースクリーンです。

たいていはフリーズやクリティカルなエラーでPCの再起動が必要なほど大きなエラーのときに出てきます。

 

ウィンドウズのビルド14316では、このブルースクリーンにQRコードが表示されるようになります。

f:id:apicode:20160413104824p:plain

参考:Microsoft adds QRCode to Windows 10 BSOD in Build 14316 - MSPoweruser

 

QRコードがあると、PCが動作しない場合でもスマホなどから情報を読み取って対応策のページを閲覧することができるようになります。

 

ただし現在は以下のような標準的なエラーコード説明ページに移動するようです。

f:id:apicode:20160413104757p:plain

Troubleshoot blue screen errors - Windows Help

 

結局便利かどうかは、どれだけエラー原因と対応策のページが役立つかということになるでしょう。早くこのあたり整備されるといいなと思います。

 

このリリースを受けて、ツイッターでは以下のようなつぶやきも出ています。

 

「偽のブルースクリーン画面を表示して、QRコードを読み取ったユーザがマルウェアなどのダウンロードページへ誘導される」というようなことが起きそうだ!という感想です。

 

たしかに、突然ブルースクリーンが出てQRコードがあれば、ついついそっちのページをみたくなります。

 

ブルースクリーンは偽装できます。ウィンドウズの純正のブルースクリーンかどうか判別する機能は今のところはありません。

 

ウィンドウズ10ユーザの方は、このような危険性を念頭に入れておいた方がよさそうです。

 

グリーンスクリーン

うちではウィンドウズのインサイダーズビルドを入れてるのですが、そのときのクラッシュのスクリーンが青ではなく緑色になっていました。

 

f:id:apicode:20180710150937j:plain

 

ここでQRコードで表示されたページへ移動するとこんな感じ。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/14238/windows-10-troubleshoot-blue-screen-errors

f:id:apicode:20180710150751j:plain

 

「ブルー スクリーン エラーのトラブルシューティング」の情報が紹介されるページでした。

 

今後ブルースクリーンがグリーンスクリーンと呼ばれるようになるのか、グリーンはインサイダービルドだけなのか、またわかりましたら更新したいと思います。

 

 

エラーメッセージ一覧

0xc00000e9エラー

ハードウェアがらみのエラーの可能性が高いです。

まずはUSB接続している機器をすべて外し(マウスとキーボードは残しましょう)、エラーが起きないかどうかチェックします。

そのあと、1つづつ接続していき動作を確認します。

特定のデバイスをつないだ後にエラーが出る場合、そのデバイスのケーブルを替えてみたり、ドライバーが最新版かどうかをチェックしてみましょう。

参考:Fix: Error Code '0xc00000e9' in Windows 8, Windows 10

 

0xc000021a

原因不明のエラー。

ハードウェアがらみのエラーの可能性が高いです。

まずは本体再起動や、セーフモードでの本体再起動を試してみましょう。

症例がまちまちなので判断は難しいですが、ひどい場合にはハードディスクの物理的交換やウィンドウズのクリーンインストールといった手段も考慮してみましょう。

 

ASPI NOT INITIALIZED

ASPIは、「Advanced SCSI Programming Interface」のことで、アダプテックが提唱したドライバ仕様です。

ドライバの初期化等でエラーが生じている可能性が高いです。

 

ASPIの最新ドライバを入手してインストールしなおしを試してみましょう。

https://adaptec.com/ja-jp/speed/software_pc/aspi/aspi_471a2_exe.php

 

CRITICAL_PROCESS_DIED

f:id:apicode:20190314085611p:plain

マイクロソフトのサイトでは、エラーの起きた症状に応じた対策を紹介しています。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/14238/windows-10-troubleshoot-blue-screen-errors

 

一般的な対策としてはSFCによるスキャンでOSファイルが破損していないかを確認。

また、ウィンドウズアップデートで最新版が適用されているか確認してみましょう。

 

DPC_WATCHDOG_VIOLATION

マイクロソフトのサイトでは、エラーの起きた症状に応じた対策を紹介しています。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/14238/windows-10-troubleshoot-blue-screen-errors

 

DRIVER_VERIFIER_DETECTED_VIOLATION

ドライバの読み取り専用領域に書き込もうとした場合や、無効なシステムメモリへのアクセスなどによって起きるようです。

ドライバーの誤動作やハードディスク障害、レジストリ障害などが原因と思われます。

 

FAULTY_HARDWARE_CORRPUTED_PAGE

メッセージ内容は「ページが破損」といったもの。

対策としてはSFCによるスキャンでOSファイルが破損していないかを確認。

あまり頻発するようならクリーンインストールについても検討してみるとよいでしょう。

 

IRQL_NOT_LESS_OR_EQUAL

PAGE_FAULT_IN_NONPAGED_AREA

マイクロソフトのサイトでは、エラーの起きた症状に応じた対策を紹介しています。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/14238/windows-10-troubleshoot-blue-screen-errors

 

KMODE_EXCEPTION_NOT_HANDLED

ドライバやファームウェア、レジストリなど汎用的に生じるエラー。ただし原因をはっきり特定するものではないようです。

 

MEMORY_MANAGEMENT

f:id:apicode:20190319155357p:plain

メモリ管理のエラー。

メモリアドレス違反や利用可能メモリの不足などが原因と思われます。

他にもディスクエラー、古いドライバーなどの可能性も考えられます。

 

とりあえずメモリの状態をチェックするには「コントロールパネル>すべてのコントロールパネル項目>管理ツール」にある「Windowsメモリ診断」を実行してみましょう。

f:id:apicode:20190319155736p:plain

 

すると再起動後に診断ツールが起動します。

時間が結構かかるのでうちでは20分近くかかりました。

 

これで問題ないからメモリが大丈夫....とは100%言い切れませんが、特に問題ないなら他に原因(アプリやドライバ等)がある可能性は高いでしょう。

 

process1 initialization failed

インサイダープレビューで起きる場合は、BIOSのセキュアブートをオフにしたらうまくいったというケースがあるようです。

参考:

https://blogs.technet.microsoft.com/junichia/2015/10/23/x64-insider-preview-october-update-process1_initialization_fai/

 

quota_underflow

OSカーネルやドライバ周りのエラーと思われますが、原因特定はかなり難しいです。

 

頻発するようなコマンドプロンプトから「sfc /scannow 」を実行してOSファイルをチェックしたり、ドライバに更新可能なものはないか調べてみるといいかと思います。

 

SYSTEM_SERVICE_EXCEPTION

SYSTEM_THREAD_EXCEPTION_NOT_HANDLED

VIDEO_TDR_TIMEOUT_DETECTED

マイクロソフトのサイトでは、エラーの起きた症状に応じた対策を紹介しています。

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/14238/windows-10-troubleshoot-blue-screen-errors

 

UNEXPECTED_STORE_EXCEPTION

ディスクのエラーでもこのようなエラーメッセージが表示される場合があります。

SSDを利用時に、同エラーがでてクラッシュ。その後、ディスクを交換したところエラーはでなくなったというケースがあります。

 

 

WHEA_UNCORRECTABLE_ERROR 0x00000124

ハードディスク(Windows Hardware Error Architecture )関連のエラーと思われます。

ディスクチェック、メモリ診断をまずは実行してみましょう。

 

また、ウィンドウズシステムファイルが正常かどうかを、コマンドプロンプトから「sfc /scannow 」を実行して確認してみましょう。

 

 

 

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