ネットのページでよく見かけるラジオボタン、チェックボックス、プルダウンといったツールの使い方やウェブへのデータ送信について紹介します。
アンケートなどでよく見るインタフェース
アンケートなどのウェブページでよくみるようなラジオボタン、チェックボックス、プルダウンといった部品は、フォームアプリケーションではツールとして用意されています。
チェックボックス Checkbox
Checkbox(チェックボックス)は、ウェブのフォームなどでおなじみでしょう。条件に合致したところにチェックマークを入れるためのパーツです。
Textプロパティで文面を変更できます。
チェックされているかどうかは「checkBox1.Checked」のようにCheckedプロパティで取得することができます。
プログラムでチェックを入れるには、以下のようにCheckedをtrueにします。
checkBox1.Checked = true;
ラジオボタン
Tweetbot / Gustavo da Cunha Pimenta
RadioBtn(ラジオボタン)は、複数のうちから1つだけ選択...といいう場合によく使われるインタフェースです。ツールボックスからRadioBtnを選んで画面上に配置します。
ラジオボタンは選択肢1つ選ぶと他の選択肢はオフになるように設計します。
パネルを作ってその上にラジオボタンを配置すれば、パネル状のラジオボタンは1つ押されると他のラジオボタンは自動でオフになります。
textプロパティで文章を変更できます。
プログラムからチェックされているか調べるには「radioButton1.Checked」のようにCheckedプロパティを調べればOKです。
プログラムからチェック状態をオンにするには以下のようにCheckedプロパティをTrueにします。
radioButton1.Checked = true;
プルダウンメニュー
Pulldown Stairs to Rim / taberandrew
コンボボックス(ComboBox)を使えばプルダウンメニューのようなインタフェースを使えます。
選択肢を追加するには「Items.Add」を使って書いていけばらくちんです。
comboBox1.Items.Add("Tokyo");
comboBox1.Items.Add("Osaka");
ただそのままでは文字入力も可能な状態です。単に選択を選ばせるだけなら「DropDownStyle」プロパティを「DropDownList」にしておきましょう。
選択されたアイテムを取得するには「comboBox1.SelectedItem」を使います。
順番のほうを取得するには「comboBox1.SelectedIndex」を使います。「comboBox1.SelectedIndex」の場合、選択されていなければ「-1」が、1つめが選択されれば「0」を、2つ目が選択されたら「1」を返します。
ネットに送信するには?
URLリンクを作成して、ネットのページを開くことでデータを送信させるのが簡単です。
それぞれのパーツのオンオフを調べて文字列を作成します。
String sAgree = "off";
if(checkBox1.Checked)sAgree="on";
String sDanjo= "男";
if(radioButton2.Checked)sAgree="女";
String sList=””;
sList = comboBox1.SelectedItem;
String sUrl="https://komatter.com/chousa.php?agree=" + sAgree + "&danjo=" + sDanjo + "&area=" + comboBox1.SelectedItem;
System.Diagnostics.Process.Start(sUrl);
URLリンクができたら「System.Diagnostics.Process.Start」で実行します。