せっかくVisual Studio 2019でソフトを作ってアップロードしても、ダウンロード時に「一般的にダウンロードされているファイルではなく危害を及ぼす可能性があります」という警告が出るとあまりダウンロードされなくなるので不便です。
ファイルのダウンロードで「危害を及ぼす可能性があります」?
クロームでファイルをダウンロードしようとする場合「一般的にダウンロードされているファイルではなく、危害を及ぼす可能性があります」と出る場合があります。
この警告が出たからと言ってすべてのファイルが危険ということではありません。
サイトを信頼して、ダウンロードを続けたい場合にはメニューで「継続」を選べばダウンロードできます。
Visual Studio 2019で作ったファイルで「危害を及ぼす可能性」となる場合は?
せっかくビジュアルスタジオでソフトを作って配布しようとしても、ユーザがダウンロードしようとして「一般的にダウンロードされているファイルではなく、危害を及ぼす可能性があります」と警告が出るとびびってしまいます。
そこでどういう場合に出るのか以下試してみました。
まずほとんどプログラムを書いてないやつFormを作り、セットアップを作成。
その「setup.exe」等を入れたZIPをダウンロードする場合は、警告は出ませんでした。
次に余計なファイルを追加してファイルサイズを大きくしてみたり、フォームのローカライズをオンにして同様のテストをしたところ大丈夫でした。
ただしファイル参照を使ってWindows Media Playerを入れたFormを作った場合には、「危害をおよぼす可能性」の警告がでました。
Windows Media Playerを入れた現状でプログラムでは、「WMP.DLL」がセットアップ時には含まれます。
これがシステムファイルを上書きしようとしている....とみなされて警告が出たのかなという気がしました。
DLLがあるだけでは起きないようにも思います。
今のところテストはここまでですが、含まれるDLLによって警告が出るのかなという気はしますので、もし同様の症状がある方はDLLをセットアップに含ませないなどの調整をしてみてください。