インターネット接続でのトラブルで原因になるものの1つといえばDNS。「またDNS」...と人によってはDNSエラーが頻発しているかもしれません。
DNSはインターネットの名前と番号をつなげてくれる電話帳のようなもので、ここにボトルネックがあるとネットを快適に見ることができません。
DNSエラーとは?
インターネットでリンク先としてつかうのが「http://yahoo.com」や「https://www.microsoft.com」といった名前です。
実際にインターネット内部で使われるアドレス(住所)は、「192.168.0.1」などの4つの数字の集まりで表現されています。
この数字と名前をひもづけて紹介してくれる役割を担うのがDNSサーバです。
一種の電話帳のような役割を果たしているわけです。
ところが、遅いDNSサーバを使ってしまうと、そこがボトルネックとなりネット接続が遅くなることがあります。
またDNSサーバに障害があることでブラウザでアクセスしても何も表示されない...といったエラーになることもあります。
そのような場合、だれでも利用可能なDNSサーバというのがあるので、そちらへ変更してみて動作するかどうかチェックしてみるとよいでしょう。
これらはパソコンだけでなく、例えばプレイステーションからネットへ接続している場合にも利用可能です。
https://support.asia.playstation.com/jajp/s/article/ans-jajp50262?emcid=info_twfaq_1908201
おすすめのパブリックで使えるDNS
Google Public DNS
「8.8.8.8」または「8.8.4.4」。
覚え方は「パパはエイトマン」または「パパは宍戸錠」などと覚えましょう。
世界のIT業界をリードするグーグルが提供するパブリックなDNSです。
グーグルではIT技術に定評があり、またDNSサーバを世界各地に設置していることもあって速度的にも快適なパブリックDNSの一つといわれています。
CloudflareのDNS
「1.1.1.1」。
1が4つ並ぶので、語呂合わせすら不要なシンプルなIPアドレスとなっています。
CloudflareはCDNサービスを提供しています。
コンテンツ配信サービスで、大規模サイトになればなるほどたくさんのアクセスを処理する必要があります。
その交通整理を行っているサービスといえます。
先日話題となった5チャンをはじめ、ディスコードやフィードリーなど大手サービスもCloudflareを利用している場合があります。
あるサイトによるテストでは速度は1位と評価されています。
https://www.dnsperf.com/#!dns-resolvers