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【エクセルの教科書】ビットコイン価格・JSONを取り込むには?

オフィス365のエクセル、またはエクセル2016やエクセル2019では、データの取得を使っていろんなデータを取り込むことができます。

ネットやデータベースへ接続すれば、データが更新されて最新値になります。株価やビットコイン価格、商品の仕入れ価格などの最新データを表計算へ反映させます。

データの取得

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「データ」タブではいろんなデータの取得用ツールが置かれています。

CSV、XML、JSONのファイルだけでなく、 SQLサーバーやウェブサイトからもデータをリンクすることができます。

 

うまく使えば、最新の株価や在庫状況、他社の販売価格などの情報を利用できるようになります。

 

JSONファイルを取り込む

エクセルではJSONフォーマットも取り込めるようになりました。

JSONとはAPIを利用時に応答フォーマットとしてよく利用されます。

 

データタブを選びます。リボンから「新しいクエリ>ファイルから>JSONから」を選びます。

f:id:apicode:20181119090708p:plain

 

するとダイアログが出てきます。よければ「テーブルへの変換」ボタンを押します。

f:id:apicode:20160428112023p:plain

 

するとテーブルへ変換したときの結果が出てきます。

f:id:apicode:20160428112133p:plain

 

「閉じて読み込む」を押すと、セルのほうへ反映されます。

f:id:apicode:20160428112248p:plain

 

最新のビットコイン価格を取得する

ビットコインの最新情報を提供しているサイトを使って、最新価格のデータを入手します。

 

コインマーケットキャップへアクセスし、好きな暗号通貨を選びます。

https://coinmarketcap.com/

 

「Tools」タブを選ぶと下のほうに「API Ticker」というリンクがあるのでコピーします。ビットコインの場合は以下になります。

https://api.coinmarketcap.com/v2/ticker/1/

 

内容は以下のようなJSONとなります。

{
"data": {
"id": 1,
"name": "Bitcoin",
"symbol": "BTC",
"website_slug": "bitcoin",
"rank": 1,
"circulating_supply": 17382912.0,
"total_supply": 17382912.0,
"max_supply": 21000000.0,
"quotes": {
"USD": {
"price": 5621.71665948,
"volume_24h": 4157178122.00296,
"market_cap": 97721805981.0,
"percent_change_1h": 0.34,
"percent_change_24h": 1.05,
"percent_change_7d": -12.16
}
},
"last_updated": 1542585374
},
"metadata": {
"timestamp": 1542584626,
"error": null
}
}

 

次にエクセルで「データの取得>その他のデータリソース>Webから」を選びます。

f:id:apicode:20181119090833p:plain

 

コピーしたリンクを貼り付けます。

f:id:apicode:20181119091850j:plain

 

すると読み込まれます。

f:id:apicode:20181119091852j:plain

 

data>quotes>USDとクリックしていくと、価格や24時間の取引高などの情報のある層へたどりつきます。

f:id:apicode:20181119091855j:plain

 

「テーブル変換」し「閉じて読み込む」を実行します。

f:id:apicode:20181119091858j:plain

 

するとテーブル状態でワークシートのほうへ挿入できました。

f:id:apicode:20181119091900j:plain

 

更新するには価格のところのセルを右クリックし「更新」を選ぶと、データが再度読み込まれます。

 

データ取得の不具合

接続が無効?

せっかく外部のサイトへ接続したのに再起動すると、セキュリティ警告で無効にされています。

f:id:apicode:20181119092454j:plain

 

この場合「コンテンツの有効化」を押すと以下のようなダイアログが出ます。

どうやら「信頼済ドキュメント」になっていないためのようです。

「OK」で接続が開始されます。

「今後このメッセージを表示しない」にすると出なくなります。

f:id:apicode:20181119092457j:plain

 

削除したデータ範囲は、外部ソースからデータを取り出すクエリに関連付け

データを外部ソースとリンクしたセルを削除しようとすると「削除したデータ範囲は、外部ソースからデータを取り出すクエリに関連付け... 」という確認メッセージが出てきます。

外部ソースとのリンクが不要の場合は「はい」で一緒に削除して大丈夫です。

f:id:apicode:20181119094027j:plain

 

 

 

 

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