エクセルには地名と数値を入れたセルを使って地図を描くことができます。
またこの機能を応用すると、白地図も作れるので便利です。
エクセルで地図を作るには?
プレゼンなどでエリアごとに濃淡のついた地図データを作りたい場合、エクセルから簡単に作成可能です。
まずは地名と数値のデータを作ってセルを選択します。
挿入>マップから塗分けマップを選択。
地図ができますが、この段階では初期設定の世界地図のままです。
地図はサーバ生成のようなので「同意します」を押しておきましょう。
このままでは日本地図ではないので設定を変更しましょう。
地図を右クリックし「データ系列の書式設定」を選択。
すると設定パネルが出現します。
プルダウンから系列を選びます。
系列のオプションで、棒グラフを選び、系列のオプションを展開します。
マップ投影を「メルカトル」、マップ領域を「データが含まれる地域のみ」にすると、入力したデータのみを反映した地図が作成できました。
手順は意外に面倒ですが、何度かやればマスターできると思います。
白地図を作るには?
続けて白地図を作ってみましょう。
まず場所による濃淡が出ないように、数値を0にしておきます。
あとは枠線を描いて、塗を白にすれば白地図になりそうです。
系列のオプションをだして、「塗りぶつし」アイコンを選び、枠線で「線」を選び、色を黒にすると、枠線が描かれました。
系列のオプション>棒グラフアイコンで「系列の色」を選択。
最小値、最大値の両方の色を白にすると塗の色は数値がどうであれ白になります。
(なので数値自体は変更していなくてもよかったです)
ともあれ、これで白地図が完成しました。
白地図を画像にしたい場合は、Snipping Toolのような画面キャプチャツールで切り出すのが簡単です。
画面キャプチャツールについては以下参照ください。
【Windows10】キャプチャツールのまとめ 無料で使えるのは? - 困ったー
チュートリアル動画はこちら。