エクセルファイルの読み込みや書き込みに関する不具合や対策をまとめてみました。
ファイルの読み込み
CSV用ファイルが文字化けする場合は?
UTF8など、エンコードが違うファイルをそのまま開くと文字化けします。
現在のエクセルでは「データ>テキストまたはCSVから」を実行してファイルを選びます。
あとはプルダウンメニューからエンコード方法(たとえばUnicode(UTF-8)など)を選んで文字がちゃんと表示されるのを確認してから読み込みを実行しましょう。
ファイルの書き出し
CSV用ファイルに書き出すには?
エクセル2016でも、CSV用ファイルとして書き出すことができます。
まずファイルタブをクリック。
左側の項目から「名前を付けて保存」を選びます。
次に「参照」をクリック。
すると保存用ダイアログがでてきます。
後は種類のところで「CSV(カンマ区切り)(*.csv)」というのを選び、ファイル名を付けて保存を実行しましょう。
UTF8やUnicodeで書き出すには?
エクセル2019や新機能に更新されているオフィス365のエクセルでは、UTF8の書き出しに対応しています。
ファイル出力時に「CSV UTF-8(コンマ区切り)(*.csv)」を選んでから保存しましょう。
残念ながらエクセル2016以前のエクセルでは、出力時にUTF8やUnicodeで指定する方法がありません。従って別ソフトで変換作業をするしかありません。
サクラエディタのようなテキストエディタで変換することができます。
まずはCSV形式でファイルを出力しましょう。
次にサクラエディタのようなテキストエディタを使って、ファイルを読み込んだのち、特定のエンコード方式に変換しましょう。
また、オープンオフィスでは、MSオフィスの作成ファイルを読むことができます。
まずオープンオフィスで、オフィスで一度保存したファイルを開きます。
後は、「ファイル」メニューから「名前を付けて保存」を実行。
ファイルの種類を「CSV」にし、ファイル名をつけて、「保存」ボタンを押します。
次のダイアログで「選択した書式を保持」を選び、次に続けます。
すると書き出し設定が出てきます。
ここで文字のエンコード方法を指定します。
また、フィールドやテキストの区切り記号なども指定できます。
無料総合オフィスソフトウェア - Apache OpenOffice 日本語プロジェクト