最近はAR機能を使って家具を置くシミュレーションがカメラ越しにできたり、メジャーで計測できるアプリが登場。その実用性がいろんなところで発揮されるようになりました。 ここではARアプリを使う場合の注意点などについてまとめていきます。
ARアプリとは?
ARアプリとは?
ARはカメラ越に実際の風景とコンピュータグラフィックス(CG)を合成する技術といえます。 床や壁といった位置情報を自動で認識も可能なので、床の上にCGが描かれるといった使い方ができます。
利用例は?
利用例としては実際の長さを計測するアプリもあります。
イケアやRoomco、ショピファイといったアプリでは家具の実際の大きさで、部屋に置けるシミュレーションを提供しています。
最近では顔にイヤリングをつけたり、ネールをカラーリングする美容系アプリも出てきました。
参考:ARショッピングの事例 ~ショピファイ、アマゾンなど - 困ったー
ARアプリの不具合
アプリが起動しない?
まず古い機種のアイフォンでは厳しいかもしれません。 うちはアイフォン8ですが、ARについては問題なく動きます。 イケアのアプリのレビューをみていると、アイフォン7の人は1度だけ起動できたがあとはダメだったと報告しています。
ARアプリの大半は、アップルのARキットと呼ばれるライブラリを使っています。 ARキットはiOSに含まれますので、iOSを最新版にすることでAR機能も最新版が利用できることになります。 ARを使ったアプリがうまく機能しない場合は、iOSが最新版になっているかどうかもチェックしてみるとよいでしょう。
位置がうまくあわない?
ARといって精度にはまだ限度があります。
床の上にはきれいに配置できていますが...
すでに椅子のあるところに椅子を置いたら微妙に変な高さになりました。
家具配置シミュレーションのARアプリを使う場合には、ものをいったん取り除いてから配置したほうが確実でしょう。
照明に注意
ARはカメラに映った情報を分析して壁や床の位置を判定します。 したがって照明が暗く、カメラがかなり真っ暗な状態ではAR機能が有効に使えません。 決してレーザを発射・スキャンして位置を測定しているわけではありません。