年齢を経るごとに、メタボや血糖値がきになるところ。とくに血糖値は、急上昇によって血管へのダメージの危険性も指摘されています。はたして測定用のウォッチなどはあるのでしょうか。
血糖値測定の重要性は?
近年、血糖値の重要性は高まっています。。
というのも、食事による急激な血糖値の上昇が血管などへ悪影響を及ぼす可能性がいわれているためです。
このような急激な変化は、たまに行う人間ドックなどでは測定しきれません。そのため、手軽に血糖値が測定できるデバイスが求められています。
ただし心拍測定などに比べて開発は難航しています。
通常は血液を採取して血糖値を調べます。
そのため、毎回の採取作業の手間が非常に大きいです。
しかし採血しなくても調べられるデバイスの開発も進んでいるため、意外に早く対応デバイスが普及してくるかもしれません。
血糖値測定できるスマートウォッチは?
アップルウォッチ?
現在のところはまだありません。
が、開発は行われているようで、アップルウォッチも小型センサとの組み合わせで血糖値測定のテストなどを行っているようです。
テストではクックCEOも直々に参加しているとか。となるとリリースも早い?
参考:
アップルのクックCEO、「Apple Watch」で血糖値測定機能をテストか - CNET Japan
caboc
血糖値測定が難しいのは、血液採取の手間にあります。
このcabocは、ブドウ糖の酸化の発熱や酸素供給量といったデータから血糖値を計算するという手法をとっています。
そのため指一本で簡単に測定できるうえ、スマホなどからもデータ管理が可能となっています。
https://e3e.jp/?portfolio=caboc/
価格等はまだわかりませんが、非常に楽しみな測定ツールです。
機会がありましたら試してみたいと思います。
参考:
http://techable.jp/archives/58caboc
FreeStyleリブレ
アボットジャパンが取り扱っている血糖値測定システムです。
センサーを上腕の後部に装着するだけでよく、センサーのキャリブレーション等は不要です。
センサー部には針があり、それを刺す感じですが痛みはないといいます。
お風呂や水泳をするときでもセンサーを取り外す必要はない。センサーは5ミリくらいのフィラメントが1本突き出ていて、それを上腕部に刺すだけ。痛みはほぼ感じないというから驚きだ。
出典:
欧州で大ヒット中 “かざすだけ”新型血糖測定器の実力|日刊ゲンダイヘルスケア
貼りっぱなしにしておけば、定期的に値を計測してくれます。
そのため、食後の血糖値の急上昇といったケースでも把握可能。
通常の人間ドックのような検査ではなかなかわからないような異変についてもいち早く察知することができます。
今のところ医療用器具で、医師が使うようなもののようです。
アマゾンや楽天などのネット通販では取り扱いは今のところありません。
本体およびセンサーとあわせても1万3469円程度と、結構リーズナルブなお値段です。
リブレのセンサーを流用した別の商品フリースタイルリブレProが2016年12月1日に国内で発売されました。
2週間の連続測定が可能で、Reader本体7089円、センサー(1枚2週間分)6380円とiPro2と比較して破格の安さです。
出典:
最新の血糖測定(CGM、フリースタイル リブレ) 〜名古屋市の「糖尿病・内分泌内科クリニックTOSAKI」〜