アマゾンはプライム会員システムが有名ですが、一方でビデオ見放題サービス、電子書籍読み放題サービスなども展開。
日本でも電子書籍読み放題サービスの「キンドル・アンリミテッド(Kindle Unlimited)」が開始されました。果たしてどんなサービスなのでしょうか。
キンドルアンリミテッドとは?
アマゾンの提供する電子書籍読み放題サービスです。
海外ではすでに月額9.99ドル(約1050円)で開始されています。
日本でも2016年8月に同様のサービスが開始され、月額980円で利用し放題となります。
和書約12万冊、洋書約120万冊が一度に10冊までダウンロードできるとされ、特に英語学習中の人にとっては洋書のラインアップが多いのが印象的です。
キンドルでストアを一覧していると、キンドルアンリミテッド対応の本にはすでに「Kindle Unlimited」マークが表示されるようです。
メリット・デメリットは?
メリットとしては
- 定額制なので安心してたくさん読める
- 30日間無料で試せる
- 読み放題なので、いろんな書籍をつまみ食いできる
- 洋書が多い
デメリットとしては
- 利用可能な書籍が限られる
- マンガや小説で人気作品でも、最初の数冊のみ対応で結局有料という場合がある
...といったところが挙げられるでしょう。
利用を開始するには?
以下サイトより「30日間の無料体験を始める」申し込みます。
Amazon.co.jp: Kindle Unlimited - 本、コミック、雑誌が読み放題。
ログイン済なら、ワンクリックで申し込み完了です。
読むには?
以下ページで対象作品が一覧できます。
https://www.amazon.co.jp/b?node=4486610051
読み放題対象作品は以下のように表示されます。
「読み放題で読む」ボタンをクリックして購読を開始します。
ちょうどドラマ化もされた人気漫画、信長のシェフが対応していたのでポチっとなしてみました。
購読後は、普通にキンドルにも表示されます。アンリミでない作品と特に差はでないようです。(ベイビーステップは通常購入したものです。)
なお、信長のコミック4巻目に行ったら急に読み放題対象ではなくなりました。おそるべしアンリミテッド。
10冊以上購読していたら?
アマゾンアンリミテッドの1度に購読できる本数はリミテッド、つまり10冊までです。
すでに10冊に達している場合は、以下のように表示されます。
右側にある「この本の利用を終了します」で「利用を終了して続行」ボタンを押すと該当の本の利用が終わり、選んだ本が利用できるようになります。
もちろん先にアンリミテッドの「コンテンツと端末の管理」で本の利用をやめておいてもよいでしょう。
「この本の利用を終了」を実行すればOKです。
本を削除するには?
キンドルアンリミテッドの管理ページでチェックマークを入れて削除では消えませんでした。
本を1冊づつ選び、「...」ボタンから「この本の利用を終了」を実行すると終了できました。
アンリミテッド会員をやめるには?
上のアマゾンの「アカウントサービス」のメニューを開きます。
すると「お客様のKindle Unlimited」というのがあるのでクリックします。
するとキンドルアンリミテッドの会員ページが開きます。
無料体験の場合、請求される日もこのページでわかりますので、辞める場合には事前に退会しておく必要があります。
左側の下の方に「Kindle Unlimited会員登録をキャンセル」というのがあるので実行します。
キャンセルを実行すると以下の用な確認画面になります。
やめても無料体験期間終了後までは利用できます。
やめてもダウンロードした本は読める?
またやめた段階では、キンドルアンリミテッドから利用している本がすぐ削除されるということはありませんでした。
やめた後はキンドルへダウンロードしてある本も期限切れとして読めなくなっていました。
本を選んでみると「お客様のキンドルアンリミテッド メンバーシップの有効期限は切れているため、キンドルアンリミテッドで利用していた本が自動的に削除されました。」といったメッセージが表示されます。
アンリミで選んでいた本を読みたい!という場合には、キンドルアンリミテッドを再開するか、本を販売価格で購入するといった方法になるでしょう。
やめた後また開始できる?
キンドルで読みたい本がアンリミ対応している場合は、アンリミを再開したほうが安上がりです。
で、以前一度やめたのですがまた再度はいれるか試してみました。
で、もちろん入れました。
やめた後再開し、読みたい本をあらかた読んだのでやめることにしました。無事やめれました。
このように再開ややめるのは、結構簡単にできました。
読みたい本がアンリミのものが多い場合はおすすめです。
プライムリーディングとどちらがお得?
2017年10月5日、プライム会員向けのキンドル読み放題サービスがスタートしました。
その名もプライムリーディング。
こちらはプライム会員であればOKです。
プライム会員の年会費は3900円、月間プランなら400円。
ちょうどアンリミテッドの半分弱ぐらいの価格となっています。
対応雑誌・書籍を見てみると、アンリミテッドとかぶっているものも結構ありますね。
雑誌ではAERA、DIME、書籍でもキンドルシングルに対応した「花咲舞が黙ってない」シリーズ作品や「 パッとしない子」などがプライムリーディングに対応していました。
現時点では900冊程度であり、アンリミテッドの数が10万冊以上であることから比較するとかなり少ないです。
よって、キンドルをより使ってもらうためのプロモーション的なサービスのように思いました。
また、対象作品もアンリミテッドの一部人気作品をあてがっている感じがしました。
ただしプライム会員になると、通常よりおお急ぎで届いたり、なにより会員向けのセールであるプライムデーを利用できるのがメリットです。
うちも入ってます。無料体験も可能。
申し込みはこちらから。
キンドルアンリミテッドのエラーや不具合
ダウンロードできない?
アンリミテッド(無制限)といいつつも1度にダウンロードできるのは10冊までとなっています。
すでに10冊ダウンロードしてたら、不要な本を一度削除しないといけません。手順については、上記の「10冊以上購読していたら?」を参照ください。
間違えて購入してしまったら?
キンドルアンリミテッドだと思って注文したら、間違えてオーダーしてしまった!なんてケースがあります。
アマゾンのアプリは意外に使いにくくて?間違えることもしばしあります。こんな場合はどうすればよいのでしょうか?
実はキンドル本は間違えてオーダーしてしまった場合、一定期間内であればキャンセルできるようになっています。
キンドル・アンリミテッドの評判・感想は?
サービススタート当初はやはり本の数が少なくてイマイチでした。
大手出版社の登録本がいきなりアンリミから外れるといった事態もありました。
しかし最近ではかなり本数が増えています。
うちではあるジャンルについて知りたい本が複数アンリミにある場合に、加入して読みまくるといった使い方をしています。
おすすめジャンルについては以下参照ください。
無料体験するには?
登録すると30日間無料で利用できます。
途中キャンセルも可能です。
登録はこちら>キンドルアンリミテッド