フィットネスバンドで圧倒的な低価格を実現してるのがシャオミの製品です。特に心拍数測定機能がつくと大体1万円以上はしますが、シャオミのミーバンドでは1万円以下で利用できます。果たして使い勝手は?不具合は?(これは過去記事を移転したものです)
Xiaomi Mi Band 1Sとは?
中国の廉価メーカー、シャオミのフィットネスバンドです。シャオミといえば、低価格スマホなどを武器に急速にシェアを拡大している新興メーカーです。
シャオミではフィットネスバンドもリリースしており、ミーバンドは現在2がリリース。1は旧モデルとなりますが、1Sは心拍数測定機能もあります。
心拍数測定モデルでは、1万円以上のものが一般的です。しかし、本製品は1万円以下。
旧モデルということもあってか、アマゾンで「タイムセール」などでうまくセールにひっかかると、数千円レベルで購入可能となっています。
今回は安かったこともあって購入してみました。
本体は?
小ぶりな箱で届きます。といってもアマゾンの箱が大きいので台無し?ですがw。
箱を開けるとこんな感じ。低価格だけに無駄がうまく排除されたパッケージです。
つけ心地は?
本体をバンドに装着するタイプとなります。
バンドをとめるポッチ?はややおしにくいです。慣れかもしれません。
ただしポッチ?がはずれてもすぐバンドが下に落ちないよう、輪っかを一度とおしてあるあたりは考えられているなという気もしました。
一方、本体をバンドへはめ込むのはちょっと時間がかかりました。同じタイプでフィットビットフレックスを使っていたのですが、フレックスのほうは本体をバンドの型の中へ入れるのはすぐ慣れました。
しかし、こちらは防水性のこともあってか、かなりきつめです。
充電は?
本体を付属のUSBケーブルへ差し込んでPCなどから充電します。
ランプが3つ点灯するとフル充電です。
日本語対応は?
本体にディスプレイがないので(LEDのみ)使うにはとりあえず取説を確認したほうがよいでしょう。
製品には簡単な日本語取説が付属なので大丈夫でしょう。
ただしアプリのほうは日本語対応はありません。
仕様は
- バッテリー容量:45mAh(リチウムポリマー)
- スマートバンド全長:225mm
- バンドロック材料:アルミ合金
- バンド材料:熱可塑性エラストマー
- 本体重量 5kg
- ブルートゥース:4.0
- 防水グレード:IP67
スマホが認識できない場合は?
うちではスマホアプリからデバイスを認識してくれず、かなり苦労しました。
以下なんとかつなげるまでのまとめです。
接続できない
現在のところスマホのブルートゥースからは接続できていません。
ブルートゥース4.0対応なので一応できるはずだと思ったのですが...
またPC用ソフトは特に見当たらず、PCやブラウザから確認はできていません。
(充電はできました)。
スマホからペアリングできるまで
スマホを再起動後、「設定>ブルートゥース」からMI1を認識。ペアリングを実行し、本体を数回タップした結果、ペアリングを無事終了できました。
これでブルートゥースがバンドと更新可能であることがわかりました。
しかしながら、アプリ「Mi Fit」からはバンドを認識してくれません。
このあたり、まだ不明です。
別アプリからやっと接続
いまのところ、サードパーティのアプリ「Mi Band Control」を使うと無事アプリとMiBandを接続することができました。
ダウンロードはこちら。
Mi Band Control - Google Play の Android アプリ
ただし依然として公式アプリ「Mi Fit」からは接続できません。
心拍数測定の別アプリを試すも失敗
このバンドの特徴の一つが心拍数測定です。しかし本体にはディスプレイはありませんので、アプリから結果を取得しないといけません。
ミーバンドの公式アプリ「MiFit」では現在デバイスを認識できないこともあって、「Mi Heart Rate」というアプリを試してみました。
設定でバンドの「status」で「connect」を実行。したらこのアプリからはMiBandを接続できました。
下のほうに「Mesurement frequency」があるので設定します。これは測定のインターバルですが最小時間が5分間となっています。
以上終わり、メニューから「Heart rate」を選び、「Tap to start」を押して計測開始!
なのですが、いまのところうちからは取得できていませんorz。
なお、本アプリはサードパーティアプリであり、10分以上の継続利用は有料となります。といっても99円ですが。
ダウンロードはこちら。
Mi Heart Rate - be fit - Google Play の Android アプリ
また別アプリを試す
このままでは終われない!?ので、別アプリを試します。
今度は「Tools & Mi Band」というこちらもサードパーティのアプリです。
しかも有料219円です。
こちらのアプリを入れたら、起動時に自動的にデバイスを認識してくれました。
ただし機能は豊富です。なお同アプリは、公式アプリ「MiFit」と連動するため「MiFit」が入っている必要があります。
ごにょごにょ設定しているうにちなんと....公式アプリMiFitでデバイスを認識するようになりました。
これが「Tools & Mi Band」を入れたから治ったのか、それとも他の要因なのかはちょっと判断つきません。
とりあえず公式アプリ「Mi Fit」を試してみます。
認識後「Tap to measure heart rate」というメニューを実行します。
しかしすぐに計測されません。下にある「measure」ボタンを押す必要があります。
これでやっと測定できました!
しかしボタンをタップしないと計測してくれません。これでは心拍数の変化を確認するのに不便です。
心拍数を定期的に調べるには?
念のため先ほど試してうまくいなかった「Mi Heart Rate」というアプリを試してみます。
するとなんと!こちらでも計測ができるようになっていました。
値は自動的に変化していきます。
下のメニューで「Stats」からグラフ表示をさせることもできました。
ということで、結局4,5時間かかりましたが、Mi Bandをつけて歩数や心拍数をアプリから確認させることができました。
人によっては(スマホによっては?)、公式アプリで簡単につながってしまう人もいるでしょう。
しかしなぜ別アプリを入れると動くようになったかは原因不明です。(もちろん知らぬ間になんかゴニョゴニョしてしまったからなのかもしれませんが...)
感想は?
公式アプリからデバイス認識できず苦労しています。
ディスプレイがなく心拍数確認はアプリからとなるため、心拍数も今のところみれていません。
デバイス認識などで最初苦労しました。
アプリとの接続が楽だったら、もっと印象が違うような気もします。
上記に書いたように、公式以外のアプリが結構使えたのはよかったです。
本体では、ポッチを押して留めるのは慣れましたが、本体をバンドへ埋め込む作業はちょっと面倒な印象です。バンドもちょっと堅めでしょうか。
ただし、価格はかなり安いですから、フィットネスバンドがどんなものか試し買いする程度であればいいかもしれません。
レビューの評判は?
アマゾンでは4つ星以上なので、案外高評価です。
レビューでも装着感やアプリの使い勝手などでイマイチという声がある一方、コストパフォーマンスを考えれば全然良いという意見もあります。
購入するには?
家電量販店でもまずないでしょうから、やはりアマゾンなどのネット通販がおすすめです。