オンラインビデオ会議の普及が急速に進みました。しかし実際に使ってみると便利な反面、その表現力が乏しいところに不満を持つ人も多いことでしょう。
「mmhmm」は新しいビデオ会議ソフトで、自分のオーバーラップや自分の大きさや位置を移動できるため、表現の幅を広げてくれます。
mmhmmって何?
mmhmmは新しいビデオ会議システムです。
ンーフー?と読むのでしょうか。ニュアンスとしては会話中で相槌としてよく使う擬音のことでしょう。
百聞は一見にしかずで以下の紹介ビデオを見ると、このソフトの良さがわかると思います。
人物の背景は常に合成され、人物の後ろに画像を表示できます。それこそ、ニュース番組などで使われているような見やすさを実現できます。
さらに面白いのが、自分のサイズを大きくしたり小さくしたりできる点です。また、自分を透過させることも可能。
これらは、話者を強調したい場合や、後ろのプレゼン資料を強調したい場合とで切り替えることができ、ビデオ会議としての表現力をアップしてくれるものです。
カメラドライバーとして動作するようなので、「ZOOM」「Teams」「Skype」などでも利用できるものと思われます。
公式サイトは以下。
もっと伝わるコミュニケーションを、すべての人へ | mmhmm
費用は?
無料版では、プレゼンテーションを共有、作成、録画できます。
プレミアムツールを毎日 60 分ご利用可能
プレミアムは、917 円/月(年額プランの場合)です。
パワフルな個別スライドプリセット、カスタマイズされたルームなどで、いつでもプレゼンテーション。
mmhmmの使い方
ログイン
起動してアカウントを登録・ログインしましょう。
ログインするとこんな感じ。
カメラやルーム
カメラが映らない場合、右上のカメラをクリック。
プルダウンからカメラドライバーを切り替えて試してみましょう。
右側のRoomsで壁紙を切りかえできます。
プレゼンターを選ぶと、半透明にしたり、エフェクトでモザイクをかけたりもできます。
資料の共有
文字アイコンを押すと文章を設定できます。
入力した文章はこのように画面上に張り付けることができます。
また、PCで開いているウィンドウを共有することができます。
下にあるスクリーンシェアのアイコンを押すと、現在開いているウインドウを選択できます。
すると共有画面上にも出現します。
ほかにも、下にPDFやパワポを共有するアイコンがあるので、押してファイルを選びます。
選んだファイルは一度クラウドへアップされるようです。
コンバートが終わると、画面上に貼り付けされます。これは端っこをつまんで位置や大きさを変更することができます。
感想は?
いろんな画面を、さらにタブで切り替えるようになっています。
とかくオンラインのビデオ会議は、必要な資料をピックしたり、素早く必要なスライドへアクセスできるような使い勝手が求められます。
その点、mmhmmはPDFやパワポスライドなど素早く切り替えて利用するのに便利です。ZOOMやTeamsで、その辺の機能に不満がある場合は十分試してみていいかなと思います。
不具合
カメラが正常に動かない?
一部のカメラドライバー、グラフィックドライバーでは動作が安定していないようです。
これについてはバグ修正を待ちましょう。
原因を調べるには?
メニューでHelp>Acitivity Logを実行します。
するとログファイルを見ることができます。
サポートと連絡を取る場合、必要に応じてこのログを送ると原因解明に役立つかもしれません。