マイクロソフトでは、コパイロットと銘打った製品を相次いで打ち出しています。どんな意味なのでしょうか。
マイクロソフト・コパイロットとは?意味は?
マイクロソフトでは、「GitHubコパイロット」、「Dynamics 365 Copilot」など、コパイロットと銘打った製品が相次いで登場しています。
コパイロットとは、「Co(共通の、副の、補助の)パイロット(操縦士)」で「副操縦士」という意味になります。
コパイロットとネーミングされた製品はAIが搭載され、人間のやる作業を補助してくれます。
実際「GitHubコパイロット」ではAIがソースコードの生成を支援してくれます。
AI搭載で、より便利になった製品・バージョンにマイクロソフトでは「コパイロット」と名付けるケースが一般的になりそうです。
GitHub Copilot
GitHubはソースコードの共有サイトです。
マイクロソフトによって買収され、現在はマイクロソフト傘下となっています。
ここではAIがコードを生成するサービスを「ギットハブコパイロット」として提供しています。
Dynamics 365 Copilot
マイクロソフトのエンタープライズ向け製品「Dynamics 365 」は、AIが搭載されてさらに便利になります。
Dynamics 365 Copilotでは、
・顧客に対するメールの返信を作成
・メールやチャットの質問に対する回答
・EC向けの商品説明を簡単に作成
など、時短に役立つ機能が提供されます。
オフィス用コパイロット
(更新2023/3/7)
いよいよオフィスへもコパイロットが搭載されることが発表されました。
AIによる対話ダイアログが「コパイロット」と命名されています。
例えばマイクロソフトオフィスのワードでは、「Create content with Copilot = コパイロットでコンテントを作成する」という入力画面が開き、そこからAIの力を借りながら文章を作成できるようになります。
Introducing Microsoft 365 Copilot – your copilot for work - The Official Microsoft Blog
エクセルではコパイロットを呼び出して、どこがもっとも収益性高いかチェックできます。
パワーポイントではコパイロットを呼び出して、簡単な指示だけできれいなスライドを自動で作成することができます。
このようにオフィス各ソフトにコパイロットと命名されたAI機能が付与されます。
それだけでなく、各ソフトを縦断して調べることができるビジネスチャットもリリースされます。
ビジネスチャットでは、メールやマイクロソフト365、カレンダーなどをから必要な情報を集めて教えてくれるものになります。