特別給付金申請の手順のまとめです。
うちではクロームから実行して特にエラーなく進めました。アクセス集中による不具合が起きる可能性もあるため、相手そうな時間を見計らって試してみるといいと思います。
特別給付金申請の手順
マイナポータルへログインして行います。
アクセス方法やマイナンバーカードの読み取りなどは以下ページを参照ください。
申請の開始
申請ページへ移動。
一度郵便番号を入れ地域を検索。「定額給付金」のチェックをして進みます。
「手続き詳細はこちら」へ移動します。
これで、以下のように申請方法が出てきます。
利用にあたっては
・振込口座の確認書類として、通帳の写しの画像
・電子署名による申請(パスワード)
...が必要ですので準備しておきましょう。
運営時間であれば、申請手続きへ進むことができます。
申請開始に進むと、OSやブラウザ、マイナポータルAPの確認があります。
チェックマークが出ていない場合は、それぞれ確認してください。
基本情報の入力
連絡用メール、電話番号をセットします。
こんなのは初期設定でアカウントにメールを登録できるようにしていてくれればいいのになとは思いますが、役所仕事なので仕方ありません。
次に申請者の情報を入力します。
マイナンバーカードを読み取っても全部は入りません。こんなのもアカウント情報として登録できるようになっていればいいのになとは思いますが役所仕事なので仕方ありません。泣く子と地頭には勝てません。
利用する銀行の情報も入れます。
普通であれば支店名か支店番号どちらか入れれば済むものを両方入れさせられるのは不便。ですが役所仕事なので逆らってもいけません。泣く子と守護には勝てません。
添付書類
今度は、振込先の確認書類を画像としてアップロードします。
アップ後に事前に登録している「署名用電子証明書用暗証番号」を入れます。
最後に送信で完了です。
申請の注意点
入力エラー
アンチウィルスソフトやアドブロックなどの機能拡張で入力に不具合が出るケースがあり、その場合にはそれらを一度オフにしておく必要があります。
うちではクロームで問題なく進みましたので、場合によってはブラウザを変更してから試してみると改善されるかもしれません。
署名エラー
署名が正しい場合でも、アクセス集中によるサーバ障害で一時的にエラーが起きるケースもあるようです。
エラーになった場合は時間をおいてからやり直すほうがいいと思います。
何度もエラーになる場合は、住所変更などで情報が一致していないケースもありますので自治体のほうに確認してみましょう。
面倒な場合は書類による申請にしたほうがかえって楽かもしれません。
添付書類の不具合
添付書類については
・白黒で解像度200dpiを推奨とする。
・目視により内容の確認ができること。
・パスワード設定されていないこと。
となっています。
暗くなりすぎないように明るくしたり、照明の反射のしすぎで文字が読めないほど白くなる...といったことを避ければ基本的には問題ないでしょう。
また画像ファイル自体にパスワードロックなど特殊な措置はかけないようにしてください。
ファイルの無害化?
ファイル送信では「ファイル無害化」が実施されます。
これによってファイルが確認できない場合、再度「自治体から添付書類の再送信又は郵送などによる提出を求められる」ことがあるそうです。
ファイル無害化は特に詳細は説明されていませんが、アップされたファイルに含まれる無用と思われる個所を強制的に削除する....ような処理ではないかと思われます。
普通にカメラやスマホで撮った画像であれば基本的には問題ないでしょう。
申請後に連絡があるケース
申請後は「上記のように確認画像が判別できないケース」では再度提出依頼があるものと思われます。
また申請内容が公簿で確認できない場合、関係書類の提出や他の市区町村に居住地の確認といった措置がとられるようです。
振り込みがない?
記載間違い等の事由により振り込みが完了しない場合で、3ヶ月後の申請期限までに世帯主に連絡・確認できない場合、申請がキャンセルされます。
振り込みがない場合は自治体のほうへ問い合わせてみてください。
違反
「他の市区町村で特別定額給付金を受給した」「世帯主以外の世帯員が、一定の事由により、特別定額給付金を受給していることが判明した」という場合返還要請が出ますので注意してください。
特別定額給付金の控えが文字化け?
特別定額給付金申請が終わると「特別定額給付金.csv」が控えとしてもらえます。これをエクセルで開くと文字化けするというケースが起きています。
これは文字コードがUTF-8であるためで、以下を参考にしてみましょう。
【エクセル2016・2019】エンコードのまとめ 文字化け?UTF8を利用するには? - 困ったー
もしくはリブレオフィスで開けば問題ないと思います。
参考:https://it.srad.jp/story/20/05/04/0541215/