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【ワンドライブの教科書】ファイルが同期しない場合は?

ウィンドウズ10ではワンドライブというクラウドストレージが標準搭載されています。ワンドライブへファイルを入れれば、ネット上のドライブとシンクします。

ここでは「同期がうまくいかない場合」の対応について調べてみました。

ファイルが同期しない場合は?

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ファイルが同期しないと、ワンドライブを使っている意味もありません。

  • アップしたファイルがない、
  • ディレクトリやファイルの中身が違う、
  • 個人用ファイルを同期できないというエラーが出る

...などの場合には同期に不具合がないか確認しましょう。

トラブルの場合、以下をまず確認してみましょう。

 

なお、「Thumbs.db」はOS固有の管理用ファイルのためかワンドライブでは同期対象にはされないようです。この場合は、同期されなくても心配しなくていいかと思います。

 

ワンドライブ.comのほうを確認する

ワンドライブは、パソコン内のエクスプローラだけでなくonedrive.comというウェブサイトからもその内容を確認することができます。

 

パソコン内でファイルがない!というような場合、ウェブのほうで同期・アップされていないか確認してみるとよいでしょう。

 

うちでもスマホからアップしたファイルがエクスプローラには表示されません。

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しかしウェブサイトでonedrive.comへアクセスしてみてみると、ちゃんとファイルがありました。

こちらからはファイルをダウンロードすることもできます。

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注:この場合、時間がある程度たってからエクスプローラの方にもファイルが表示されました(数分後ぐらい?)。

通常はすぐ同期するのですが、このように結構時間がかかる場合もあります。 

 

時間設定を確認する

時差や不正なタイムスタンプでのエラーが起きないよう、まずはパソコン自体の時間を正しいものにしておきましょう。

 

「設定>時刻と言語>日付と時刻」を開き「時刻を自動的に設定する」をオンにしておきましょう。また「タイムゾーンを自動的に設定する」をオンにしておくとよいでしょう。

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ワンドライブをチェックする

ワンドライブ自体に障害がないか調べる

ワンドライブのサーバのほうに障害があれば、いくらこちらで調べても同期の問題を解決することはできません。

まずはワンドライブが正常かどうか確認しておきましょう。

以下サイトで確認できます。

Outlook.com Service Status

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ワンドライブを再起動する

ワンドライブを再起動させることで、不具合が直る場合があります。

 

ウィンドウズキー+Rで、ファイル名を指定して実行を起動します。

%localappdata%\Microsoft\OneDrive\onedrive.exe /reset」と入力し実行します。

これで、ワンドライブが再起動します(ちょっと時間がかかります)。

 

もしワンドライブが起動しない場合は「%localappdata%\Microsoft\OneDrive\onedrive.exe」と入力して実行してましょう。

 

ワンドライブをセットアップしなおす

「ウィンドウズキー+R」で「ファイル名を指定して実行」を起動し、「%localappdata%\microsoft\onedrive\update\OneDriveSetup.exe」と入力して実行します。

するとワンドライブのセットアップが起動します。

 

ワンドライブのリンクを一度解除する

タスクバーにあるワンドライブアイコンを右クリック。メニューから「設定」を選びます。

 

「設定」のダイアログでは「設定タブ」にある「ワンドライブのリンクを解除」ボタンを押して、一度解除します。

 

その後、マイクロソフトアカウントでサインインしなおして、フォルダのシンク場所を設定しなおし、ワンドライブの利用を再開します。

 

 

他のファイルサービスをオフにする

オフィスアップロードを切る

OfficeUploadと干渉しあっている可能性もあります。

タスクバーにあるワンドライブアイコンから設定を開きます。

「Office」タブを選び、「[Office を使用して他のユーザーと同時にファイルを操作する」がオンになっていたら、オフにします。

 

iCloudを切る

iCloudと一緒に使うとコンフリクトでエラーになる場合があるようです。

iCloudを利用時には、iCloudをいったんオフにしてみましょう。

 

 

アカウントをチェックする

マイクロソフトアカウントにサインインしなおす

マイクロソフトアカウントの不具合で、ワンドライブにうまく入れていない場合があります。

 

「ウィンドウキー+I」、または「スタートボタン」から「設定」を選んで「設定」画面を出します。

「アカウント」から「お使いのアカウント」>「ローカルアカウントでのサインイン」を選び、実行します。

ローカルアカウントでサインイン後、再度マイクロソフトアカウントでログインしなおします。

参考:

http://answers.microsoft.com/en-us/onedrive/forum/odwork-odshare/onedrive-on-windows-10-not-syncing-properly/a4bc6e49-ad77-424b-8691-eb403ab3010b

 

マイクロソフトアカウントを作りなおす

マイクロソフトアカウントを作り直し、それでログインしたら直ったというケースもあります。

 

 

エクスプローラをチェックする

フォルダのアクセス権を変更する

フォルダのアクセス権設定でエラーになる場合があります。

 

ファイルエクスプローラで、ワンドライブのアイコンを右クリック。メニューから「プロパティ」を選びます。

「セキュリティ」タブを選び、「アクセス許可」を設定します。

ログインしているユーザでの「読み取り」や「書き込み」ができるよう設定しましょう。

 

ファイル名に気を付ける

長いファイル名(パス)の場合にエラーになる場合があるようです。

フルのパス名が255文字以上になっているようなファイルが入ってないか確認しましょう。

また、普段より短いファイル名やシンプルなディレクトリ構造になるようにしておくと、このようなトラブルが防げるでしょう。

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