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【Power Automate Desktopの教科書】ビットコイン価格取得のサンプル

Power Automate Desktopの練習サンプルです。今回は「ビットコイン価格の取得」編です。

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ビットコイン価格取得のサンプル

Bitcoin

ビットコインのニュースサイト大手コインデスクでは、ビットコイン情報を提供するAPIが利用できます。

 
「Bitcoin Price Index」はコインデスクが算出しているビットコイン価格です。
 
ビットコイン価格は通常、取引によって値段が変動します。
 
そのため、複数の大手取引所の価格の平均値を、一般的なビットコインの価格ということで算出しているものと思います。
 
この価格データは、アカウントや識別キーを入手していなくても入手可能。下記リンクへアクセスして利用できます。

https://api.coindesk.com/v1/bpi/currentprice.json

 

ただし無料であっても毎秒アクセスするなど極端にサーバに負荷をかける利用はやめましょう。

 

データは以下のようなJSON形式となります。

{"time":{"updated":"Mar 24, 2021 00:21:00 UTC","updatedISO":"2021-03-24T00:21:00+00:00","updateduk":"Mar 24, 2021 at 00:21 GMT"},

 

"disclaimer":"This data was produced from the CoinDesk Bitcoin Price Index (USD). Non-USD currency data converted using hourly conversion rate from openexchangerates.org"

 

,"chartName":"Bitcoin",

"bpi":{"USD":{"code":"USD","symbol":"$","rate":"54,038.7991","description":"United States Dollar","rate_float":54038.7991},"GBP":{"code":"GBP","symbol":"£","rate":"39,353.5393","description":"British Pound Sterling","rate_float":39353.5393},"EUR":{"code":"EUR","symbol":"€","rate":"45,640.8996","description":"Euro","rate_float":45640.8996}}}

 

Power Automate Desktopで実装するには、まず「アクション>Web>Webからダウンロード」を使ってJSONをダウンロードします。

f:id:apicode:20210324102110p:plain

 

取得したJSON文字列を利用可能なオブジェクトへ変換します。

f:id:apicode:20210324102350p:plain

 

ではビットコイン価格のところだけ切り取ってメッセージで表示してみましょう。

表示用に「メッセージを表示」を使います。

ビットコイン価格は「%JsonAsCustomObject['bpi']['USD']['rate']%」で取得します。これは取得したJSONをオブジェクトにした「JsonAsCustomObject」において、「bpi>USD>rate」という階層のところにあるデータを抜き出すという場合の書き方になります。

f:id:apicode:20210325132909p:plain

 

実行して数値が出ればOKです。

f:id:apicode:20210325132913p:plain

 

 

 

Power Automate Desktopの導入方法や基本的な使い方については以下参照ください。 

www.kyoukasho.net

このブログは、ネットや書籍上の情報、個人の体験や感想を中心にまとめたものです。 正確性を期していはいますが、間違い・誤訳等あるかもしれません。 当サイトの情報によって生じたいかなる損失について一切の責任を負わないものとします. あらかじめご了承ください。

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