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【Power Automate Desktopの教科書】CSVの入力・編集・出力をするには?

Power Automate Desktopでは、CSVファイルの操作がアクションとして用意されています。CSVファイルを使った自動化もいろいろと考えられます。

Power Automate DesktopでCSV

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CSVファイルも扱えます。CSVファイルはデータをコンマ区切りなどでテキストファイルにしたものです。

 

CSVを読み込む

ファイル>CSVを読み取ります」で読み込むファイルを指定します。

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実行後、無事値が「CSVTable」という変数に格納されていることを確認しましょう。

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CSVの値を調べる

CSVを開くと、「CSVTable」という名前の「DataTable」という形式でデータが格納されます。

「CSVTable」へアクセスすることで、CSVファイルのデータが取得できます。

 

変数>変数の設定」をフローに追加します。

「宛先」のところに「%CSVTable[4][1]%」のように書きます。これは変数「CSVTable」の「4行目」で「1列目」のデータという意味です。

実際には何番目というのは「0」から始まるため、「5行目2列目」のデータを指定していることになります。

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実行して谷口選手の名前が取得できていればオッケーです。

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CSVの値を変更して書き出す

今度はデータの一部を変更してCSVファイルに書き出ししましょう。

まずデータを変更するために「変数>変数の設定」をフローに追加します。そして変数のところに「%CSVTable[4][1]%」を指定して「宛先」で上書きするデータを指定します。

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書き出すには「ファイル>CSVに書き込みます」をフローに追加。

書き込む変数に「%CSVTable%」、ファイルパスで出力するファイル名を指定します。

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実行後、書き出したファイルを確認してデータが変更されたものが保存されていればオッケーです。

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今回紹介した一連のフローは以下のようになります。

2つめは説明用ですので省いてもらっても大丈夫です。

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Power Automate Desktopの導入方法や基本的な使い方については以下参照ください。 

www.kyoukasho.net

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