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【Power Automate Desktopの教科書】乱数(ランダム)を使うには?

Power Automate Desktopでのランダムの使い方です。ランダムがわかると、いろんなシチュエーションで活用の場面が広がります。

Power Automate Desktopで、乱数(ランダム)を使うには?

Dice

 

PAD-Power Automate Desktopで乱数、いわゆるランダムな数値を使う方法です。

 

これはサイコロを振るときに似ています。

1~6までの数値がでるというのは予測できますが、具体的にどの数値が出るかはやってみないとわかりません。

 

PADにはアクションの「変数」のところに「乱数の生成」があります。

これをフローに追加します。

初期設定では最小値0、最大値100、つまり0~100の数値がランダムに生成されます。「RandomNumber」という変数に格納されます。

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これを実行してみましょう。

すると98という数値になりました。

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再度実行すると86でした。

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このように、実行のたびに数値が変わればオッケーです。

 

 

乱数(ランダム)の活用

ランダムを使えば同じ数値が出にくいです。

IF文と組み合わせると、ある数値より大きいランダムなら特定の処理を行う...ということができます。

 

では「乱数の生成」をした後にIF文で処理してみましょう。

 

「条件>IF」をフローに追加。乱数が入っている「RandomNumber」という変数で、10より大きい場合に発動する...というIF文を指定します。

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10より大きい場合に発動する処理としてアラートを表示させます。

IF文の間に「メッセージボックス>メッセージを表示」を追加。「10より大きいよ!」という文章を表示させます。

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フローとしては以下のようになります。

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実行して「RnadomNumber」が10より大きい場合にちゃんとメッセージが出ればオッケーです。

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Power Automate Desktopの導入方法や基本的な使い方については以下参照ください。 

www.kyoukasho.net

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