海外ではクリエイターを毎月いくらで支援するプラットフォーム、パトレオンが成長だそうです。
国内でも支援サービスが増え、またユーチューブも類似サービスを開始することをアナウンスしています。
ここではどんなものがあるかまとめていきます。
パトレオンとは?
クリエイターさんは、従来であれば小説x円とか、ライブ1ステージx円といったかたちで切り売りタイプのビジネスが中心でした。
しかしそれでは初期費用や、完成までのコストがかさむ一方です。
そこで便利なのがパトレオンというサービスです。これなら月額いくらという形式でファンから支援を受けることができます。
利用料はLiteプランが5%、Premiumの場合12%程度の手数料です。
パトレオンは海外のサービスですが、国内でも同様のサービスを提供するところが増えてきたので、こちらでまとめていきます。
国内のパトレオン型サービス
ファンティア
「とらのあな」などを運営するユメノソラホールディングス株式会社が運営する支援プラットフォームです。
となると、イラストレイターさんや漫画家さん、コスプレイヤーさんといった同人誌界隈の方を中心に現在利用者も増えているようです。
トップユーザは50万ポイント以上支援を受けており、クリエイター支援プラットフォームとしては結構な額といえましょう。
ツイッターでログイン可能。決済はクレカやコンビニ決済に対応。
費用は「毎月のファンクラブ会員費・商品販売代金から10%(税込)」が、プラットフォーム手数料になります。
Fanbox
イラスト共有サイトなどを運営するPixivが提供する定額支援サービスです。
「10%分」が手数料として徴収されます。
例:10万円分の支援が集まったとき
¥100,000(支援総額) - ¥10,000(手数料10%)= ¥90,000
また、銀行振込申請時には、以下の振込手数料が派生します。
¥30,000未満 ・・・ ¥200
¥30,000以上 ・・・ ¥300
Enty
同人系ユーザを中心に、漫画家さん、ゲーム制作、イラストレイターさん、などの利用が多いです。
通常の支援機能に加え、ツイッターでつぶやくことで間接的に投げ銭になる機能があるのは便利です。
ツイッターやグーグルアカウントでログイン可能。
決済ではクレジットカード・銀行振込・Edy決済・デビット&プリペイドカード(Vプリカ等)などに対応しています。
SESSION
アート、ダンスなどを中心としたクリエイター支援プラットフォームです。
フェイスブック、ツイッター、グーグルアカウントなどでもログイン可能。決済はクレジットカードなど。
費用は「毎月のプレッジ代金から10.8%(税込)」がプラットフォーム手数料として徴収されます。