今回Paypayのキャンペーンが話題となったことで、PaypayやLinePayなどのQRコード決済が注目されるきっかけになりました。
店舗からは高い出費をしなくても対応できるのが魅力でしょう。
ここでは加盟店登録を検討されている方のための情報をまとめていきます。
QRコード決済とは?
paypayはQRコード決済という方法が利用できます。
これは、アプリ画面でバーコードを表示できれば決済ができるというシステムです。
メリットはおサイフケータイに対応していないスマホでも利用可能です。
そのため、一般的なスマホなら問題なく使えます。
対するお店側も、初期投資をかなり抑えて利用可能になります。
特にタブレットやスマホがあったり、精算用のQRコードを印刷して用意しておくだけでもお客さんに決済してもらうことができます。
専用端末がなくても利用できるのは魅力的です。
デメリットとしては、利用者が少ないとお店が対応しても使ってくれないことになります。今回ペイペイが大規模キャンペーンをうったおかげで、この不便さは結構解消されるものと思いわれます。
またソフトバンクの大規模通信障害のように、ネット自体のトラブルがあればもろに影響を受けることになります。
なお、QRコード決済の種類等は以下参照ください。
登録すべき?
うちの場合ですが、ペイペイにしろラインペイにしろ20%還元キャンペーンなどが実施されるているので取扱店のほうを選びます。
例えば浅草のラーメン屋さんや、虎ノ門のゴルフ練習場などです。
現時点ではペイペイ等の利用者はまだまだ多数派とはいえません。知っていてもなんかやってないという人も結構います。
ですので、すぐ導入メリットが実感できるかどうかは正直わかりません。
しかし、手数料無料キャンペーンも実施されています。お店側からするとどんなものか試す敷居はかなり低いです。
興味がある方・店舗のオペレーションで余力のある方は試してみてもいいとは思います。
加盟店登録するならどこ?
このようなスマホのコード決済をする会社は増えてきました。
代表的なのは以下のところです。
比べてみてもペイペイの条件はよく、意気込みを感じます。
ペイペイ
ファミマやビックカメラ、山田電機などで利用可能なソフトバンク・ヤフー系のサービスです。
利用方法はこちら。
メリット
ペイペイの場合、中国のアリペイの決済にも対応するようなので外国人客の支払いが可能となる点が強みでしょう。
アリペイ対応ではこんなツイートも。
今話題のPayPay とAlipayが使えるようになりました
— カルマバザーロ (@karmabazaro) December 11, 2018
しかし中国のAlipayの審査用の店舗写真、狙ってこんなチベット全面推しでしたが無事通りました
お買い上げ金額の20パーセントがポイントでバックされるキャンペーン中です
この機会に人助け!
25万円の仏像を買って5万円ポイントバックのチャンス! pic.twitter.com/JsxJiNLAQP
(ただしアリペイ対応は審査ありです。また、現在手数料0円が2019年10月以降は有償化する可能性はあります。)
加盟すると、アプリからは以下のように地図検索されるため、お客さんから探されやすくなるのも魅力です。
導入費用
「読み取り支払い」だけなら初期費用、決済、入金は0円と敷居が低いです。
入金
入金は、累計1万円以上の場合ジャパンネット銀行へ翌日払い込まれ、手数料も0円。他行なら翌々日でしばらくは手数料0円が続きます。
以上のように条件はいいですし、問題なければお試しで登録してみてもいいかと思います。
決済手数料
0円です。ただし今後変更される可能性は考慮しておきましょう。
注意点
注意点としては、業種によっては利用不可となっているようです。こちらのツイートでは審査で断られたと報告されています。
申し込み・問い合わせ
以下より問い合わせましょう。
PayPay加盟店新規受付センター フリーダイヤル 0120-957-640
10:00~19:00(年末年始、メンテナンス日を除く)
参考:https://paypay.ne.jp/store/campaign/
楽天ペイ
楽天の提供するQRコードサービス。
大手ではローソンなどで利用可能です。
利用方法はこちら。
メリット
こちらの強みは何といっても楽天ポイントが利用可能なことでしょう。
またアプリからも近くのお店を検索する機能が利用できます。
導入費用
導入費用は0円です。
カードリーダーを導入する場合は、キャッシュバックキャンペーンを使うと実質0円です。
ただしキャッシュバックの条件は、最低でも決済金額120万円以上となり、敷居は高めです。
参考:
楽天ペイ(実店舗決済):【新規申込限定】カードリーダー代全額キャッシュバックキャンペーン
入金
楽天銀行利用の場合は、決済の翌日に自動入金されます。
決済手数料
アプリ決済には決済手数料(3.24%)がかかります。
注意点
登録している業種が「画廊」「時計」「アクセサリー・宝石・貴金属」「陶磁器・ガラス・クリスタル」「美術品(美術、骨董品)」「美術品(古銭、切手)」の場合はアプリ決済はできません。
申し込み・問い合わせ
申し込みはこちら。
問い合わせは
0570-200-234
またはホームページからチャット問い合わせも可能。
ラインペイ
LINEの提供するQRコードサービス。
メリット
LINEの利用者数が多いだけに、利用ユーザ数にも期待できます。
アプリではお店検索機能はなし?
導入費用
月額固定費は0円、振込手数料も0円です。
ただしLINE Pay 据置端末は別途、端末利用料(1,500円/月[税抜])がかかります。
入金
指定銀行に、当月末日締・翌月末日精算で振込されます。
決済手数料
決済手数料(2.45%~)がかかります。
精算して振り込みで日にちがかかります。
お店からすると、他社の翌日振込のサービスのほうが魅力的だと思います。
申し込み・問い合わせ
申し込みはこちら。
またホームページにはLINE Pay 加盟店開設サポート用アカウントも紹介されています。
結局おすすめは?
現在条件が圧倒的にいいのはペイペイです。
費用0に加え、翌日入金もありがたいです。
このたびの20%キャンペーンで利用者も増えてます。
このキャンペーンは100億円達成時で終了となり、もうすぐ終わるのではともいわれています。
しかし今回の」キャンペーンでついたポイントが2019年1月10日ころから利用できるようになります。
25万円分使った人は5万円さらに自由に使えることになります。
時期的に新年会の頃合いですし、その辺を狙っていまのうちに登録してみるのも面白いでしょう。
QR決済導入の注意点
QRコードの導入が実現した後でも、以下のようなケースには注意しましょう。
印刷QRコードを使う場合
偽QRコードのシールを重ねて貼られないように注意が必要です。
客はお店のQRコードをスキャンしたと思って別のところに振り込んでしまうことになり、たちが悪いです。
対策としては、QRコードを印刷したものはお店のレジ、もしくは店主のいるすぐ近くに置きましょう。
ビニールのようなもので覆っておいたほうがわかりやすいかもしれません。
ビニール程度ならバーコードのスキャンは可能だと思います。
タブレット等を使う場合
タブレットなどでQRコードを表示する場合もあるでしょう。
決済自体は問題ないとしても、タブレットをレジ横に置きっぱなしなんてのは危険です。タブレット自体を盗まれてしまうと困ってしまいます。
対策ととしては、以下のような盗難防止器具があります。
これをあらかじめタブレットにつないでおくことをお勧めします。
うちも昔は某展示会で、夜中置きっぱなしにしていたパソコンがごっそり盗まれたことがありました....
Paypayをダウンロードする。