昔の特撮番組やマンガでは時計で仲間と連絡を取るシーンが結構あったと思います。それがいよいよ現実のものになりました。
通話のできるスマートウォッチが登場。現在では、アップルウォッチから単独で通話が可能となっています。
ここでは通話可能なスマートウォッチの種類などについてまとめていきます。
通話のできるスマートウォッチとは?
スマートウォッチであっても、SIMカードを内蔵していて通話もできるものが徐々に出てきました。
スマホは便利なのですが、それでも常時着用したり、ちょっとコンビニに買い物にいくだけでももっていかないといけないのは不便でした。
しかし電話可能であれば、ウォッチだけでちょっとした外出をしてもいいですし、睡眠中も着用しておくことが可能です。
日本でもアップルはLTEに対応したアップルウォッチ3を発表しました。
アップルウォッチの場合には「eSIM」に対応しており、SIMカードすら入れる必要がなくなります。
他にも韓国のLGではLGウォッチアーベイン、台湾でもガイダー800Hなどの商品が出てきています。
アップルウォッチ3
アップルウォッチ3が発表されました。
ソフトウェアのほうでSIMカードに対応する「eSIM」に対応。
そのためSIMカードを刺す必要はありません。
LTEは帯域などは制限されるようですが、それでもsiriを使ったりBGMを再生する程度は問題なさそうです。
うちでも早速購入してみました。
レビューはこちら。
通話方法やキャリアとの契約はこちら。
実際使ってみると、キャリアの契約もスムーズでした。
通話までは問題なくいけました。
ジョギングやコンビニへのちょっとした買い物まで、いままでスマホを持っていく必要がありました。
しかし通話も可能となると、わざわざスマホを持っていなかくてもよくなり、行動の選択肢が増えてきます。
通話のできるスマートウォッチの確認事項
購入にあたっては、以下の点を確認しておきましょう。
操作性
時計のディスプレイはちょっと押しにくいです。
アップルウォッチの場合には、「siri」を起動して「○○さんへ電話」などの音声コマンドで電話を掛けることが多いのではないでしょうか。
音声
実際に電話を行う場合には、音質等の問題は感じませんでした。
ただし、こちらのしゃべる声だけでなく、向こうからの声も時計からそのまま聞こえてしまいます。そうならなたいめには、イヤフォン等が必要となります。
アップルウォッチの場合、アップルのワイヤレスイヤフォン「AirPods」に対応。
相手からの声がAirPodsで聞こえ、なおかつこちらのしゃべる音声もAirPods経由で送ることができます。
国際性
海外の通話ウォッチの場合、国内で利用できるかどうかはあらかじめ調べておく必要があります。
アップルウォッチの場合には、契約は国内のキャリアが対象です。
海外へ行った場合には対応しないようです。
通話できるスマートウォッチ、一覧
実際に国内で通話できるかどうかは、慎重に確認ください。
通話対応機種でも、国内では通話機能のないものだけ販売されているという場合があります。できれば「実際に使えたよ」というレビュー記事が出ているものがいいかと思います。
SAMUSUNG Galaxy Watch
サムスンの発表したら新しいギャラクシーウォッチでは、アップルウォッチ同様にLTE対応モデルというのもリリースされることが発表されました。
てっきりグーグルプレイウォッチかなと思ったら、OSはTizenのようです。
日本での対応がどうなるのか気になるところです。
またわかり次第更新したいと思います。
参考:Samsungの新スマートウォッチ「Galaxy Watch」は、Apple Watchと同じくLTEモデルも登場 | ギズモード・ジャパン
BURG Neon 16A
シムカードがさせるシンプルなスマートウォッチです。
カメラやWiFiなどはありません。
- ブルートゥース対応
- SDカード対応
- ディスプレイ:240 x 240
- リチウム電池対応
Guider 800H
台湾で「守護天使」というネーミングで販売されているSIM内蔵スマートウォッチです。
名前からも連想できるように、ヘルスケアや健康見守りといった機能が強調されています。
心拍数測定などの健康管理やSOS緊急発信といった利用方法が可能です。
参考:ASCII.jp:「SIM内蔵」こそスマートウォッチの生き残る道|山根博士の海外モバイル通信
Huawei Watch 2
中国の通信機器・スマホメーカーのファーウェイのスマートウォッチです。
アンドロイドウェア対応で、特にバッテリーのもちの良さが特徴となっています。
アメリカではLTE版は販売されていません。
また、国内の大手サイト(ビックカメラ等)で販売されているものは4G未対応のもののみとなっています。
アマゾンでは並行輸入品で、nano sim対応のsimフリー版というのも出ていますが、実際に国内で通話が使えるかはレビュー記事等出てからのほうがいいかと思います。
- nano SIMカード対応
- eSIMにも対応
- GPS、NFC、WiFi、ブルートゥース対応
- 耐塵耐水性:IP68
- ディスプレイ:390 x 390ピクセル
- 重量:59g
- OS:Android Wear 2.0
LEMFO KW88
アンドロイド5.1対応のスマートウォッチです。
GPSや心拍測定にも対応しています。
- Nano SIM カード対応
- カメラ対応(2万画素)
- ディスプレイ:400×400ピクセル
- 重量:222 g
- OS:アンドロイド5.1
LOOK WATCH
カナダのLapacからリリースされる3G内臓スマートウォッチです。
外観ではしっかりした男性向けのファッションウォッチといった感じです。
中身はAndroid 5.1です。
nano SIMスロットがあり、SIMをさせば通話ももちろん可能となります。
他に心拍計機能なども装備されています。
参考:
Apple Watch対抗機!? フルAndroid搭載スマートウォッチ「Look Watch」の日本上陸に期待 - 週刊アスキー
LG Watch Urbane 2nd Edition
Nano SIMに対応しています。
通話の様子は以下ビデオ参考ください。29分目あたりです。
基本スペックは以下の通り。
- OS:Android Wear
- サイズ:本体直径45.5mm、厚さ14.2mm
- ディスプレイ:1.38インチ(480×480ドット)
- CPU:Snapdragon 400(1.2GHz)
- メモリ容量:768MB
- ストレージ: 4GB
- センサー:加速度、気圧計、心拍
- SIMカード:Nano SIM
購入された方のブログによれば、LTEによる電波自体は確認できたそうですが、通話はどうなんでしょう...
LG Watch Sport
LGのアンドロイドウェア2対応のスマートウォッチです。
nano simを装着可能のようです。
349ドル。
NEPTUNE Pine
2.4インチと大型のディスプレイを搭載したスマートウォッチです。
2G/3G/4GのSIMカードやGPSに対応しています。
Samsung Gear 3
サムスンのLTE対応ウォッチです。GPSにも対応。
OSがTizenということで、対応アプリ数は少ないものと思われます。
299ドルと価格がややほかの通話ウォッチよりは安めとなっています。
Scinex SW20
SIMカード装着可能なアンドロイド対応のスマートウォッチです。
その他、スマートウォッチの選び方については以下参照ください。