QQドックスは、WeChat・テンセント版のグーグルドックスです。 ワープロや表計算がオンラインで利用可能です。 ここではQQドックスの使い方、メリットデメリットなどをまとめていきあmす。
QQドックス(騰訊文檔)とは?
WeChat, QQなどを展開する中国のIT大手テンセントがリリースしたオンライン版オフィスです。 内容的には中国版のグーグルドックスといった感じで、ブラウザからワープロや表計算を作成・編集することができます。
メリット
WeChat(中国版のLINE)では、ミニプログラムとしてアプリをすぐ呼び出せる仕組みがあります。 このQQドックスもミニアプリとして登録可能。WeChatからすぐドキュメントを見れるようになります。
デメリット
現在は言語指定はなく、中国語のみのようです。 機能も、グーグルドックスがプレゼンテーションスライドや描画などに対応しているのに比べるとまだまだ少ないです。
QQドックス(騰訊文檔)の使い方
ログイン
サイトへアクセスします。 https://docs.qq.com/desktop
QQやWeChatのアカウントがあればログインできます。 うちは一応WeChatがあるので、スマホのWeChatアプリを開き 「発見>QRコードのスキャン」で表示されているコードを読み込みます。
すると自動的にログインされました。
ログインするとこんな感じ。 雰囲気はグーグルドックスのメニュー画面と一緒です。
右上にあるメニューからワープロ作成、表計算作成を選びます。
ワープロ
新規文書作成を選ぶとテンプレート画面があります。
こちらがワープロの画面。 上に文字サイズや色、並び方などのよくワープロにある編集アイコンが並びます。
グーグルドキュメントのワープロの画面はこちら。 雰囲気は似てますが、コマンドボタンなどはこちらのほうが多いです。
表計算
表計算はこんな感じ。 上に編集ボタンアイコンが並び、見た目はグーグルスプレッドシートと同じ感覚です。
表計算ソフトではおなじみ「SUM命令」をセルに入れてみました。 無事「合計」が表示されるようになりました。
一応こちらがグーグルのスプレッドシートの画面です。
評価は?
使った感想は?
使った感じ、日本語切り替えなどはないので中国語になじみがないとちょっととっかかりは平易ではありません。 しかし中国でビジネスされている方などは、文書や表計算の共有などではグーグルドキュメントの代わりとして使いやすいと思います。 WeChatからドキュメントをすぐ呼び出せると思うので、WeChatでやりとりしている場合には一層便利かなと思います。
ユーザ数は?
サービスとしては中国でも後発でありながらすでに1600万人ユーザが登録しています。 先行する石墨文檔が1000万ユーザ程度なので、あっという間に抜き去ったようです。 さすがテンセントといった感じでしょうか。
参考: 中国版Google Docs「騰訊文檔」、ローンチ4カ月で月間アクティブユーザー1600万人 | 36Kr Japan