スラックではデータのエクスポートが利用できます。
印刷専用コマンドは特にないようなので、データをエクスポートしてから印刷するほうがよいでしょう。
エクスポート
管理者はデータのエクスポートが使えます。
ワークスペースのパブリックチャンネルを出力できます。
プライベートチャンネルやダイレクトメッセージは対応していません。
まずはワークスペースを選び、「その他の管理項目>ワークスペースの設定」を実行。
下のほうにエクスポートがあります。
続いて出力する期間を指定してエクスポートします。
すると出力の準備が開始。可能になるとスラックボットが教えてくれます。
エクスポートは1時間1回と制限があります。
これはサーバの負荷等の問題もあるのでしょう。
データはZIP形式でユーザやチャンネル情報、個別チャンネルといずれもJSON形式でデータがエクスポートされます。
ファイル内容は以下のような感じになります。
[
{
"user": "U81SJASE7",
"text": "<@U81SJASE7>さんがチャンネルに参加しました",
"type": "message",
"subtype": "channel_join",
"ts": "1541982415.000200"
}
]
サードパーティのツールでバックアップ用出力をするには以下参照ください。
印刷
エクスポートするとファイルはJSON形式の上、日付ごとにファイルが作成されます。
印刷するとしても、見やすいログとしてファイルを作りなおす必要があります。
ただし手作業で修正すると非常に手間がかかります。
便利なのはアプリを使うことです。
EXPORT
その名の通り、出力するアプリでCSV、テキスト、HTMLなどの形式に変換してくれます。
アクセスを許可し、スラックへ追加します。
http://export.fountstudio.com/
あとは出力したいチャンネルで「/export」とコマンドを入れます。
次に日付や出力形式(HTMLやテキスト)を選んで実行します。
準備ができればダウンロードリンクがチャンネルに投稿されます。
無事生成すると以下のようなテキストに整形されます。
Channel history
[2017-11-17T06:19:28Z] x: <@U81SJASE7>さんがチャンネルに参加しました[2018-11-12T00:48:38Z] x: よろちく!
[2018-11-12T00:48:45Z] x: ね
[2018-11-12T01:10:36Z] x:
HP PRINT BOT
自動で印刷するボットです。
ただしログではなくスラックに投稿された写真を印刷するというものです。
以下よりスラックへ追加します。
「/print 写真名」で印刷を実行します。
PHP
ある人はJSONを見やすく修正してくれるツールをGithubに公開しています。
How to export your Slack's entire archive as HTML message logs
試してませんが、PHPで動くようです。
ソースは以下になります。