スナップチャットといえばARレンズの先駆けでもあり、現在もARを活用した面白い技術を提供しています。
今度は、体全体の骨格や動作を識別してエフェクトをかけるレンズ機能が登場。これならダンスをすることでレーザーが発射される...みたいなエフェクトもたくさん出てきそうです。
スナップチャットでダンス用ARレンズが登場
スナップチャットではAR用レンズを作れるスタジオソフトを提供しています。
従来のスナチャでは、人の顔を認識してそこにレンズエフェクトを合成してくれました。
この度のバージョンアップで、Full Body Triggers(全身のトリガー)やFull Body Attachments(全身のアタッチメント)といったテンプレートが公開。これらは人体骨格を識別できるというものです。
特定の動作をしたかどうか判定してエフェクトを描くことができます。
https://lensstudio.snapchat.com/news/lens-studio-3-1-release/
作成風景はこちら。
3Dソフトっぽいインタフェースでエフェクトを作ることができます。
フルボディトリガーのテンプレートの利用風景。
こちらはフルボディアタッチメントのテンプレート。
レンズを使うには?
現在公開のものとしては以下があります。
- Star Burst by Jalaiah Harmon and Jye Trudinger
- Be you by Sarati and Robin Delaporte
- Alone by Loren Grey and Max van Leeuwen
- Be Happy by Dixie D'Amelio and Abbas Sajad
レンズを適用すると、以下のように「体を探してます(Look for body)」アニメが出ます。
全身とありますが、カメラで上半身と下半身が膝ぐらいまで入れば認識されました。
感想は?
シンプルに面白いです。
なお、全身をカメラに収める必要があるので、三脚はあったほうがよさそうです。
とはいえ、全身を入れるためにスマホカメラから離れる必要があります。カメラから離れるとスマホ画面が見ずらいです。
「おもろーっ」と思ってチェックしにスマホに近寄ると人体認識が外れてしまいます。
ま、録画して後でちゃんと確認すればいんでしょうけど。。。