ソラコムでは、「自分で学べるIoT通信講座」としてIoT機器の貸し出しとコースウェア提供をしています。
今回はGPSマルチユニットを使ってみたのでその紹介です。
ソラコム「自分で学べるIoT通信講座」とは?
自分で学べるIoT通信講座 | 無料でIoTシステムを体験しよう (soracom.jp)
IoT端末を開発するソラコムでは、「自分で学べるIoT通信講座」を2021年11月25日から2022年2月28日まで行い、貸し出された機器を使って無料でIoTを試したり学んだりできます。
今回はGPS・温度・湿度・加速度センサー一体型の「GPSマルチユニット」を申し込んでみました。
GPSマルチユニット編
準備
デバイス
申し込むと翌日ぐらいには届きます。
端末はPCとはUSBで、デバイスとはマイクロUSBで接続します。
アカウント登録
なぜか英語。右上の切り替えで一度Englishにしてから日本語にしたら直りました。
メール認証後、氏名などを記載して完了します。
支払い方法の登録
ログイン後、通信費はかかるので支払い登録をします。
支払い方法はクレカ。
SIMを登録
まず同梱のSIMカードをとりだし
ユニットにいれます。
GPS挿入動画はこちら。
SIM登録
画面からSIMを登録します。
SIMカードをとりだしたプラスチックカードにはIMSI,パスコードなどが書かれています。
ガジェット設定
メニューからマルチユニットを選びます。
SIMと接続し、さらに手動かどうか、送信間隔などについて画面上で設定します。
設定動画はこちら。
設定変更後はボタン長押しして反映させます。
データの確認
とりあえずHarvest Dataをみると
データが取れていればグラフ化してみることもできます。
デバイスを再起動したい場合はボタンを13秒以上長押しします。
はじめに: デバイスの使い方 | GPS マルチユニット SORACOM Edition ユーザーガイド | SORACOM Users
返却
SIMカードは返送不要。
その他は、同梱の伝票を使って返送します。
解約(new!)
返却すればOKと思っていましたが、その後も課金されていました。
マニュアルに解約もしてねとあったのかは、返したのでわかりません。
ただ期間限定の講座として借りただけなので、返却時に自動でオフの処理があってもよかったのかなという気もしないでもないです。
解約方法はこちら。
不具合
データの精度?
今回利用したマルチユニットについて。
バッテリーがbat、温度がtemp、湿度がhumi、電波強度はrsです。
ただ部屋は22度ぐらいですが、取得数値は32.8度となっています。あくまで講座用の貸出機なのでセンサー精度がだいぶ落ちているということかもしれません。
サーバー状況
データの更新がなぜかうまくいかないときには、ステータスが公開されているので確認するとよさそうです。
ちょうど「現在、ユーザーコンソール経由での SORACOM Harvest Files へのアップロードに失敗する事象が発生しています。」となっていました。