ウィンドウズ10のストレージ関連の機能を紹介します。ストレージとはファイルなどを格納する仕組みで、ハードディスクやSSDなどがよくつかわれています。
空きが足りなくなると、いろいろと問題が出ますので余裕をもって使うようにしましょう。
ディスクの利用状況を確認するには?
設定
ウィンドウズ10では設定にストレージという項目があり、そこから利用状況を確認することができます。
「システム>ストレージ」で表示できます。
グラフはちょっと見ずらいですが、Cドライブで4割程度、Dドライブで半分ぐらいは空きがあることが確認できました。
ディスク空きはどのぐらいあればいい?
ディスクはめいっぱいファイルを詰め込めばいいというものではありません。
例えばアプリを起動していて、メモリが足りない場合にディスクの一部を作業エリアとして利用する場合があります。
空きがないと、このような機能が利用できないことになります。
またウィンドウズアップデートが定期的に実行されます。
アップデート用ファイルはサイズが大きい場合もありますし、空きがないとアップデートのインストールが実行されない場合も出てきます。
実際うちでは安いタブレットを購入したら、空きが足りないのでウィンドウズアップデートが利用できないことがたびたびありました。
全体としては64GBですが、このサイズでありながらウィンドウズとアンドロイドのデュアルOS型。そのためウィンドウズ用で使えるサイズはかなり少ないです。
アップデートのことを考えると10GB程度は最低開けておいたほうがいいように思います。
容量を開けるには?
ストレージセンサーとは?
設定にストレージセンサーという機能が追加されています。
これは空きが少なくなってくると、ゴミ箱や一時ファイルなどを削除して空きを自動で確保するというものです。
インストールされたアプリやストックしている写真・動画を勝手に削除する...というものではありません。
「オン」にしていても問題はないと思います。
クリーンアップ
不要ファイルをすぐ削除して空きを作りたい場合は、「今すぐ空き領域を増やす」を実行します。
すると、ファイルエクスプローラー用のサムネール画像のキャッシュや一時ファイル、ログファイルなどの不要ファイルを削除することができます。
アプリを削除する
ディスクがいよいよなくなってきたら、普段使っていないアプリは削除しましょう。
特にマイクロソフトストア経由でインストールしたものは、ストアアプリの「アカウント>マイライブラリ」からいつでもインストールしなおしできます。