最近はSwayをテストしています。スワイプしやすいことや、カードを作っていくインタフェースも簡単で便利です。
果たして、プロジェクタを使ったプレゼンなどには使えるのでしょうか。
- Swayでプレゼンするメリット
- Swayのデメリット
- まとめ
- ツイッターやインスタグラムが表示されない場合は?
- Swayがよく落ちる場合は?
- 文字サイズを大きくするには?
- タイトル文字を透過するには?
Swayでプレゼンするメリット
Swayでのメリットは以下の通り。
無料である
まずなんといっても利用は無料です。使ってみてよければそのまま使ってもいいですし、やめてももちろんOK。
ご利用はこちらから。
スワイプでのナビゲーションに最適
ナビゲーションの種類は3種類だけどまだ少ないです。
しかし縦へのスワイプ(スワイプとはスマホとかタブレットで指で画面をドラッグするやつです)、横へのスワイプなどに適した再生モードがあります。
タブレットなどからのプレゼンにはちょうどいいです。
作りやすい
Swayは新しいツールなので、機能はパワポほどそろっていません。
逆に言えば、編集モード全般でシンプルなので、比較的操作をマスターするのが容易でしょう。
自動保存なので、データの保存なども気にせず利用できるのも評価できるところです。
各種ウェブサービスに対応している
Flickrの写真やYouTube動画などを検索して貼り付けることが簡単にできます。
写真や動画をたくさんいれたプレゼンも作りやすいです。
埋め込みにも対応
埋め込みや共有も簡単です。
ということで下に実際に埋め込んでみました。
Swayのデメリット
プロジェクタはまだ厳しいかも
アプリ版のSwayではフルスクリーンで表示、プレゼンできます。
しかしテキスト文字のフォントサイズを変更したりできません。
プロジェクタの解像度によっては文字が見えにくいかもしれず、まだ厳しいかもしれません。
オフライン未対応
Swayからファイルに書き出し、ネットにつながってなくても表示可能....とはいかないようです。
埋め込み機能はまだまだ
Flickrの写真やYouTube動画などに対応していますが、まだまだいろんなウェブサービスに対応してほしいところ。
特にインスタグラムにはまだ対応していません。
埋め込み機能ではIFRAMEのみ利用可なため、インスタグラムの埋め込みをコピペしても現状利用できません。
タブレットやスマホからのプレゼンには壁も
上記のようにスワイプでプレゼンしやすいのがSwayの最大のメリットの一つです。
で、タブレットやスマホをプロジェクタにつなぐにはマイクロUSBとHDMIの変換ケーブルを利用します。
ところうちのスマホSH04Gからの変換ケーブルは売り切れのため入手できません。
この変換は機種によって動作がシビアとのことなので、他機種の変換ケーブルで動作するかはまだ試していません。
せっかくタブレットやスマホがあってもプロジェクタにつなぐ段階にいろいろ問題がありそうなのが厳しいところです。

microUSBから高画質HDMI出力変換 MHL HDMI変換アダプターケーブル 2m Samsung GalavyS4対応変換コネクタ付き
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まとめ
Swayではプレゼン用ウェブページを作るにはいいのですが、プロジェクタによるプレゼンにはまだ厳しいかなあと思っています。
とはいえ、かっこいいのがすぐ作れますし、今後いろんな面で改善されていくものと思います。
期待してバージョンアップを待ちましょう!
ツイッターやインスタグラムが表示されない場合は?
ツイッターのつぶやきを入れるには
Swayの作業画面で、カードから「ツイート」を選びます。あとはつぶやきを見つけて「追加」するだけなので簡単です。
適当なものを入れてみました。
ところが「再生」してもつぶやきが出てきません。
と思ってたら7秒ぐらいたってやっと出てきました。
これはファイアフォックスでやったのですが、クロームだと2秒ぐらいですぐ出てきました。
ほかの場所でも同様の結果になるかはわかりませんが、つぶやきを入れたのに出ない!という場合はブラウザを変えて試してみるといいかもしれません。
またウィンドウズ10搭載のSWAYアプリでも表示は数秒で早かったです。
プレゼンで使用する場合は、どのブラウザで見せるか、あるいはアプリでやったほうが快適か、....などを検討しておくとよさそうです。
インスタグラムを追加するには?
「ソースの追加」を選ぶと、...
チェックしたものを追加検討するということでした。
ここに「インスタグラム」もありますので、チェックして「送信」。追加される日を待ちましょう。
一方、SWAYには埋め込み機能があります。これを使ってインスタグラムを埋め込めないでしょうか。
ところがやってみると「申し訳ありません。現在、iframeベースの埋め込みのみをサポートしています」という赤字のエラーメッセージが。
Swayの埋め込み機能では「iframe」というものを利用しているものに限定されています。
よって、インスタグラムの埋め込み機能を使ったコードを入れると、エラーになります。
今度はインスタグラムの外部サイト「websta.me」のウィジェット作成機能を利用してみます。
こちらは「iframe」対応なのですが、「申し訳ありません。セキュリティで保護されて邸内埋め込みは現在サポートしていません。HTTPSソースを含む埋め込みを使用してください。」というエラーになります。
現状探してみたところ、対応してそうなサイトはみつかりませんでした。
インスタグラムのAPIを利用して「https」「iframe」両方に対応したウィジェットを作るのは難しくないと思われます。
技術力があるところは、それによって対応できることでしょう。
ただし現状ではインスタグラムにアップした写真を、アップロード機能を使ってSWAYに取り込むという方法ぐらいしかなさそうです。
Swayがよく落ちる場合は?
はっきり言ってSwayアプリはうちではよく落ちます。
自動保存があるので、落ちてまた最初からというのはありません。
しかしまたやり直しになるとやる気がそがれるもの。なるべくアプリが落ちないように使っていきましょう。
素材を用意してから取り掛かる
Swayと同時にブラウザを複数開いたり、タブをたくさん開いたりしていてメモリがかなり厳しい状況で落ちるようです。
したがって、もしメモリ不足からよく落ちる場合にはなるべく作業を分けておくとよいでしょう。
先に必要なサイトURL、テキスト、画像などを準備します。
用意し終わってからSwayを起動して、一気に各要素を追加させます。
プレビュー中は動画再生などをしない
動画を再生するとメモリがまたさらに必要になります。
いくら自動保存があるとはいえ、作業途中でのプレビューでは動画再生などはあまりしないほうがよいでしょう。
ホーム画面に戻る
メニューで「自分のSway」を選び、ホーム画面に戻ると一度メモリが解放されるようです。
動作がきつくなったらアプリ再起動ではなく、ホーム画面へ戻るとよいでしょう。
文字サイズを大きくするには?
現状ではまだ変更できないようです。
プロジェクタなどでは読みずらいケースもあるので厳しいです。
ブラウザの場合「コントロールキー+マウスホイール」でブラウザ内の拡大表示をさせることもできますが、うちで試したところすぐ画面サイズは戻ってしまいました。
プロジェクタなどの対応を考えた場合には、文字を画像ファイルとして作成するなどの対応が必要になるでしょう。
タイトル文字を透過するには?
初期状態ではタイトル文字が写真の上にあるときには変な余白が出ます。
文字の背景を透過させるにはメニューから「デザイン」を選びます。
下にいろんなデザインパターンが出るので、クリックでいろいろ切り替えてみましょう。すると透過設定の物があります。