タブレットをお店で使う人が増えています。例えばうちのもよりのコーヒー店では、レジの代わりにアイパッドで「エアレジ」を利用しています。「エアレジ」は無料でも使えるレジアプリです。タブレットはいろんなアプリが使えるため、お店の業務で使うケースも増えそうです。一方気になるのは盗難対策。
タブレットの盗難防止用ワイヤというのがあるので試してみました。
タブレットの盗難対策は?
お店や同人誌販売会などでレジのかわりにタブレットを使う人も増えてきました。
そこで気になるのが盗難防止です。
盗難防止用の製品もいくつか販売されています。
カバー型
まず完全にケース型のカバーで覆って、さらにカバー自体を壁などにネジどめしてしまうタイプのものがあります。
この場合、電源ケーブルや電源ボタン自体も押せないようにすることができます。
弱点は、タブレットサイズが限定されること、さらにネジ止めなどの作業も必要です。
ワイヤ型
こちらの種類はタブレットをワイヤでつなぐものです。
ある程度タブレットサイズに応じて変更できるうえ、ワイヤをまくだけなので取り付け作業はすぐ終わります。
今回はワイヤ型のものを試しに購入してみましたので、以下レビューします。
タブレットの盗難防止用ワイヤ
ワイヤ型のほうがカバー型よりも安いため、とりあえず手軽に盗難防止を行うためにはこちらのタイプが導入しやすいです。
届いたのはこんな感じで箱に入ってます。
箱から取り出すとこんな感じ。
左からワイヤーケーブル、台座?、タブレットをロックするパーツです。
説明書はないですが、箱の裏にやり方が書いてます。
英語ですが、イラストがあるのでわかると思います。
まずはタブレットを固定するパーツをタブレットに取り付けます。
後ろの丸いへこみにあるUの字のボタンを下げながら長さを調節。
あとはタブレットの背面にとりつけます。
次にUの字ボタンのよこのスロットにワイヤを接続します。
差し込んで鍵をまわしてとりはずせばOK。
実際にはまずワイヤをドアや柱などにくぐらせてからタブレットにつける感じになると思います。
できあがりがこちら。
メリットは?
まず設置自体は非常に楽です。箱の裏の説明をみながらやりましたが、そんなにつっかかることはありませんでした。
タブレットを固定するパーツが「7インチから10.5インチ」対応です。
「対角線210~325mm、厚み11mm」であれば取り付けられるため、結構多くのタブレットで利用できそうなのも強みです。
価格もカバーで完全に覆うものよりは安いと思います。
デメリットは?
電源ボタンや電源ケーブルはむき出しです。
電源ボタンを長押しされてオフにされたり、アンドロイドの場合にはホームへ戻ってほかのアプリを勝手に起動されたりということはあるでしょう。
ケーブルも知らぬ間に持ち去られる危険性はあります。
また、柱や堅牢な手すりなど、ワイヤを巻き付けるような部分がない場合には設置に困りますので注意しましょう。
評価は?
今回購入したのは3980円で、タブレットの盗難防止で探した中では比較的リーズナブルな部類になります。
以下のようなケースに向いていると思います。
- エアレジなどでレジ代わりにタブレットを使う
- 事務所で受付の社員呼び出し電話代わりに使う
- 同人誌販売会などで基本的には人がすぐ近くにいることを前提に使う
ただし管理者の目が届かないことが多い場合には向いていないかもしれません。
電源ボタンを押されてオフになってしまい、動かないよと呼び出される回数が増えると手間になります。
また、ケーブルだけ抜き取られたりする可能性もあります。
- スタッフがいない時間も多いギャラリーなどの常設展示
- 社員や店員数以上に客数が多い店舗
..にはあまり適さないかもしれません。