特定屋が話題となっています。特定屋はSNSの情報などから住所や名前を特定するというものです。
今の時代露出をゼロにするのは逆に難しいですし、特定されにくくするために注意したほうがいい点を紹介します。
特定屋とは?
SNSの情報などをもとに、本人と面識がないにもかかわらず名前や住所などを特定してしまうということがビジネス化しています。
借金を踏み倒したような憎い相手を追求する...というようなものであればまだわからなくもないですが、ストーカーなどに利用されると非常に怖いのも事実。
ただ特定自体は、公開情報を解析しただけなので犯罪扱いにはしにくいことでしょう。よって、普段から特定されにくくするようにSNSを運用しないといけません。
背景に『特定屋』の存在? 住所を知られる… SNSに潜むリスク|NHK事件記者取材note
特定されにくくする習慣
運用をパブリックとプライベートにわける
住んでいる地域がある程度予想できるのが地震や災害、電車の遅延情報です。
これに関したツィートを見るだけで、東日本なのか西日本なのかとか、都内か田舎か、などが大まかながら特定できます。
ただし、地震や災害時は友達に安否を伝える役目もあり、まったくつぶやくなともいいにくいです。
やはり友達が見てくれるアカウントとパブリックなものを分けておくのがよいでしょう。
特にツイッターの別アカウントぐらいだと、ついつい間違えて投稿しやすいですので、プライベートはフェイスブックで、パブリックはツイッターやインスタで、とSNS事態で分けるほうが安全だと思います。
投稿日をずらす
新しいお店にオープン早々訪れたら、すぐツイートなりインスタしたいもの。しかし日にちや時間が特定される状況で場所の情報が露出すると、本人の行動パターンも特定しやすくなります。
基本的にはツイッターのようにスケジュール投稿ができるものは、数日以上ずらしてから公開するようにして投稿したほうがよいでしょう。
SNSアカウントのプライバシーポリシーを把握しておく
いざというときにデータを一発で消せるか、アカウントを削除できるかなども確認しておくとよいでしょう。
SNSによっては写真の全削除がなくて1枚づつ消さないといけなかったり、アカウント削除はないものもあります。
反射に気を付ける
写真でよくあるのが、周りの映り込みです。
反射で顔が映る...ということもありますし、本来映したくないような情報「電柱の住所表示とか?」まで入る可能性があります。
スマホ用の偏光グラスもあるので、適宜使うといいかもしれません。
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顔や名前をチェックする
自分の顔がついつい収まっていたり、特定につながるような文字が残っていたりする場合があります。
最近では、例えばグーグルレンズのように文字をOCRするカメラがあるので、それを使って思わぬ文字が入っていないかチェックするとよいでしょう。
顔についても、顔位置を自動で判定するアプリがあるのでそういうのでチェックすることができます。