ウィンドウズ10を使っているとよくわからないEXEも多数あります。
ここでは不明EXEで調べたものをまとめていきます。
正体不明なEXEとは?
EXEとはプログラムを実行するファイルです。例えばWORD.EXEというファイルは、それを起動することでオフィスのワードが起動します。
EXEには、このようにアプリケーションのもとになるファイルもあれば、必要に応じてアプリが起動させるEXEファイルもあります。
例えばですが、WORD.EXEがあればいいので、ほかのEXEは削除してしまおうと考えた場合、そのあとでワードのいろいろな機能が実行不可能になってしまう場合があります。
このようにEXEは、直接起動するものや、必要に応じて起動するものなどの複雑な関係があります。
勝手に不要ファイルを削除するとほかのアプリやファイルまで動作がおかしくなるので注意しましょう。
主な不明なEXE
bfsvc.exe
「Boot File Servicing Utility」で、ブート関連で利用されるものです。
OSで内部的に使われるEXEですのでそのまま放置でよいでしょう。
hh.exe
アイコンからもわかるようにヘルプ関連のファイルのようです。
特段削除などを行う必要はなさそうです。
overseer.exe
ウィンドウズ10のウィンドウズセキュリティには、システムなど特定フォルダ?でのファイル操作を監視して保護することができます。
これは、勝手にファイルを暗号化したり書き換えて身代金を要求するような悪質なマルウェアへの対策として用意されているものです。
で、保護した結果「overseer.exeの変更をブロック」のような通知がでるようになりました。
はたしてoverseer.exeとは?
ググってみると、セキュリティでおなじみAVASTの提供ソフトのようです。
本体製品の一部というよりは、メンテナンスの実行・監視用として独立して稼働しているようです。
うちはAvastのアンチウィルスはいれていませんが、ブログ記事用にいろいろユーティリティはインストール、アンインストールしていますので、なかにはAvast製品があったのかもしれません。
Avast製品はいれてないので、このEXEも不要なはずですがタスクスケジュールに入れられているのでそちらからまず削除したほうがよさそうです。
削除方法は以下参照ください。
Avast Free はアンインストールしても "overseer.exe" という実行ファイルが削除されずに勝手に実行されています! - 私のPC自作部屋
参考
taskhostw.exe
ウィンドウズOSのファイルで「サービス」を扱う実行ファイルです。
ウィンドウズではいろんな「サービス」が登録されており、その一覧はタスクマネージャーのサービスタブから確認することができます。